50.忍足とデート~天使編
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会場は広くて活気に溢れていて、やっぱりテニスをみるのって凄く好きだなぁ。
忍足「その小説、先週出たとこやん。恋愛と推理小説って絶妙な組み合わせやな。俺も読んでみよ」
真由美「うん!凄く面白かったよ!映画化しないかなぁ……」
侑士君とテニス以外の会話をするのは久しぶりで、私ちょっと浮かれてるかもしれない
忍足「俺もたまにふらっと映画館行くねん。なんや天ちゃんとは共通の趣味が多いな」
真由美「映画観に行ったりするんだね」
この後侑士君は恋愛小説で描かれる、繊細な心理の表現が好きなんだと教えてくれた。
真由美「私も勉強の合間に行ったりするから会うかもしれないね」
会えたらいいなーなんて、少し願望も入ってるけど
忍足「せやったら今度時間合わせて一緒に行こうや」
真由美「え!?い、いいの!?」
忍足「天ちゃんがいいならやけど……」
ほら、勉強で忙しそうやん?と続けた。
真由美「その為に勉強頑張るから大丈夫!」
忍足「ぷっ、大袈裟やな」
あ、笑った……
「「きゃー!!ブンドルー!!」」
「今日も最高の試合みせてくれよー!!モビックー!」
忍足「凄まじい声援やな……今日はランキング1位のブンドル選手か。天ちゃんチケットようとれたな。」
真由美「そ、そうだよね」
恵利華はこのチケット、どこから手に入れたんだろう。
『~♪』
忍足「!堪忍な、携帯切っとくわ」
真由美「?うん」
そう言えば合宿の時によく携帯触ってるって聞いたけど……気にしても仕方ないか。
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忍足「す……凄い試合やったな。天ちゃん?」
余韻でも残っとるのか、試合が終わってからも天ちゃんはコートに釘付けや。口も開いて、なんや少し面白い……
忍足「あかん、天ちゃん、その顔……」
真由美「えぇっ!」
我に返った天ちゃんは恥ずかしそうに頬に手を添えて、この子ホンマにオモロイわ。
真由美「またやっちゃった……」
お嬢さんらの事はない知れば知る程イメージとちゃうし、俺らと同じ中学生で。
忍足「堪忍な、天ちゃん」
真由美「え?どうしたの?」
忍足「合宿でお嬢さんらの事聞いて……住む世界が違う、なんや俺らとおっても釣り合わへんとか思ってしもてん」
真由美「侑士君……」
忍足「けど、今日の天ちゃんみてたら、そんなん関係あらへんやんって」
なんや、言葉が上手くでぇへんけど。
真由美「侑士君、私達を受け入れてくれてありがとう!」
忍足「!!」
そこには天使のように微笑む真由美ちゃんが居て……
忍足「(お嬢さんには、敵わんわ)」
真由美「人もだいぶ少なくなってきたね」
忍足「せやな、そろそろ出よ……「侑士」」
呼び止められて振り返る間もないくらい、その人は早く俺の方に来た。
真由美「……?」
天ちゃんが目を真ん丸くしてこっちを見とる。
……無理ないわな、この状況