48.幸村とデート~姫編
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エリカ「え……」
跡部「んだよ。少しくらい……」
拗ねたように跡部が言う。
振った男にまでヤキモチをやくなんて、エリカには考えもつかなかった事だった。
エリカ「もしかして……妬いてるの?」
エリカは跡部の顔を見上げた。
跡部「当たり前だろうが」
エリカ「ごめんなさい」
跡部「ごめんなさ…!?」
目を最大限に開いて驚いた。
慌てて違うと訂正するエリカの言葉が耳に入らないくらいに度肝を抜かれている。
エリカ「違うの。幸村くんの事もそうだけど、それ以上に景吾くんに申し訳なくて」
跡部「?」
エリカ「今日、心配かけたよね?ごめんなさい」
跡部「!(幸村の事で落ち込んでたんじゃねぇのか)」
エリカ「私、もう男の人と2人で出掛けたりしないか…」
跡部「エリカっ!」
エリカ「わっ!?」
突然腕を引かれて体制を崩すエリカ。
跡部「まだ時間はあるな?俺の家に付き合え」
エリカ「え、もう結構外暗いから……」
跡部「エリカの好きなローズヒップピーチティーを仕入れてある」
エリカ「えっ」
跡部「そういや、エリザベートもエリカに会いたがっていたな」
エリカ「!じゃあ、ちょっとだけ……」
跡部「ふっ」
こうしてまんまと跡部の思惑にハマるエリカであった。
エリカ「景吾くん、今日私以外とラリーしたでしょ?」
跡部「んな事もわかるのかよ」
エリカ「いつもと違うもの」
結局跡部家のコートでラリーをする跡部とエリカ。紅茶を飲み、馬に乗り、いつの間にかテニスコートにいた。軽く打ち合うつもりがやはりそうもいかず結構な汗の量だ。
執事がお風呂の用意が出来たと2人に告げた。
跡部「一緒に入るか?」
エリカ「えっ、遠慮します!」
跡部「…………」
エリカ「どうしたの?」
タオルで汗を拭いながらエリカは言った。
跡部「真田と温泉入ってたよな」
あの時は狼狽の色も隠せなかったと溜め息混じりに飲み物を飲んだ。
跡部「見られてねぇんだよな?」
エリカ「う、うん……?」
もしかしたら少しくらい見られたかもしれないなんて言い出せない雰囲気だ。
跡部「そういやあの時一緒に入るって誘ってくれたよな?アーン?」
エリカ「っ、それは……その時は……恥ずかしいなんて思わなくて」
跡部「いいぜ。入っても。邪魔する奴なんざいねぇしな」
ポン、と肩に置かれた手からじわじわと温かくなっていく
エリカ「〜っ、あ、あの……」
跡部「ん?」
エリカ「世界で1番に、なってから……ね?」
跡部「………………」
エリカ「け、景吾くんも普通の男子中学生なんだね」
歩き出し執事にお礼をいい風呂に向かっていくエリカ
「坊っちゃま……景吾坊っちゃま?」
跡部「………………」
「顔が赤い!お熱でも……景吾坊っちゃま!お気を確かに!!」
跡部はしばらくテニスコートに立ち尽くしていた。
To be continued......