05.Gather
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
スポーツショップに着いたマユミ達。
マユミ「あ……あった!」
すでに籠には様々なテーピングやスプレー等が入っているが、真っ直ぐラケットに手を伸ばした。
忍足「お嬢さん、そのラケット……」
マユミ「えへ、実はお揃いなの!」
嬉しそうにラケットを抱えるマユミ。
店内の人々の視線が集まった。
忍足「だから、俺のラケット借りたんか」
マユミ「そう……」
照れくさそうなマユミに、タタタと軽快な足取りで近づく向日。
向日「マユミ、日用品買わなくていいのかよ?」
テニス用品しかみていないマユミを心配していた。
マユミ「え?ラケットって日用品じゃないの…?」
忍足「お嬢さん、ほんまにテニス好きなんやな」
マユミ「うんっ!」
テニスの話になると、コロコロ変わるマユミの表情。
忍足は自分もラケットのガットをはって貰おうと、その場を離れた。
「ねぇ、キミ、テニス好きなの?」
「俺達もテニスするんだけどさ~」
「一緒にやらない?」
マユミ「え……」
先程からジロジロみていた男3人組が、忍足がいなくなったのを見計らってマユミに話しかけた。
「いーじゃん、そこにテニスコートがあるんだ」
「行こうぜ!」
マユミ「や……あの…」
あまりのしつこさに、口を挟む術がないマユミ。
「……何しとるん?」
「お…お前今……いつの間に……!」
いきなり背後から現れた忍足。
忍足「自分らがさっきから、この子の事見とったん、お見通しやったしな」
「くっ……くそ!」
マユミ「っ、」
忍足「お嬢さん、大丈夫か?」
忍足が優しくマユミの顔を覗き込んだ。
マユミ「う……うん…ありがとう」
マユミが照れて下を向くと、忍足は少し微笑んで、ガットを変えに行った。
マユミが男子から解放された後、カズエは……
「キャー!あの子凄く綺麗……」
「え!?どこどこ…!本当だ…うわぁ…」
「女優さんかなぁ…」
ペットショップで大注目を浴びてるカズエ。
カズエ「こいつ可愛い~!」
しかし本人の耳には入っておらず、犬をみて飼いたいなぁと呟いていた。
鳳「すみませんが、お引き取り願います」
芥川「もう人混みは嫌だC~」
人混みにまみれ、ぐったりしている2人。
カズエ「おーとり!この犬、可愛い」
鳳「そ…そうですね、カズエ先輩、犬飼ってたんですか?」
カズエを取り巻く人混みにまみれても、カズエの相手をする鳳。
カズエ「あー…レックス元気かな~」
おそらくカズエの飼っている犬の名前であろう、少し寂しそうに呟いた。
芥川「カズエちゃ~んっ!」
カズエ「え?……わぁ!」
バッと笑顔で犬を差し出した芥川。
カズエ「うちも抱きたい!」
芥川から犬を受け取ったカズエは、満面の笑みを浮かべていた。
鳳「カズエ先輩……(これ以上人を増やさないで下さい)」
鳳の声は届くことなく、カズエはハシャぎ続けた。
カズエ「そろそろ戻ろっか!」
一通り買い物を終えたカズエは、満足そうに出口に向かった。
芥川「あ!!みんないたC~」
どうやらカズエ達が最後だったようで、ようやく全員が揃った。