41.北海道からの刺客
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寿葉「オラ、怪しい者じゃねーよ!」
カズエ「(充分怪しいし)」
じーっと寿葉を見るカズエ
寿葉「そんな綺麗な顔で見られたらオラ…」
カズエ「そんな気色悪い事言うな!………で、テニスコートに何の用?」
寿葉「んー、少し見学させてほしいんだ」
カズエ「見学~?」
寿葉「優勝した氷帝の練習が見たくて」
カズエ「………。」
カズエはしぶしぶテニスコートへと案内をするが…
寿葉「あれ~?今日はレギュラー陣は…」
カズエ「(みんないない…?)」
テニスコートにレギュラー陣の姿はない
そこでカズエの携帯が鳴った。
カズエ「(あ、そういうこと)ねぇ、寿葉ちゃん?」
寿葉「んだ?」
カズエ「うち、特別に校内を案内してあげる」
カズエの笑顔に見とれた寿葉が思わず首を縦にふった。
ナオ「上手くいったようじゃな。じゃあウチは…っと」
宍戸「(携帯を取り出して何を…)」
向日「ナオー、大丈夫か?」
バタバタと向日が駆けつける。
ナオ「あ、岳人ちょうどいいとこに」
ナオが携帯を取り出して向日に画面をみせた。
ナオ「この子なんじゃけど…どうやら北海道の椿川学園のマネージャーみたいなんじゃが…」
宍戸「いつの間に調べたんだよ」
向日「情報早いな!」
ナオ「どうやらウチらのデータを盗み見する気みたいじゃ!」
向日「マジかよ!」
宍戸「セコイ奴らだな」
ナオ「じゃけぇ、今カズエに校内を回って適当に帰すように言ったから、もう大丈夫じゃ」
跡部「そういうことか」
ナオ「跡部!」
跡部「お前らも中々頭が回るじゃねーか。まぁデータをとられたくらいで負ける俺様じゃないがな」
ナオ「データを甘くみる奴はデータに泣くけぇ!!向こうも少しでも勝率を上げるために必勝なんよ」
宍戸「なるほどな」
跡部「練習再開だ。向日みんなを呼んでこい」
向日「俺かよ!」
寿葉「カズエちゃんってメンコイなー、オラ芸能人と歩いてるみたいだべ!」
カズエ「そりゃどうも」
さっきから校内を徘徊しているが、すれ違っては会釈をする生徒や悲鳴を上げる生徒もいて、寿葉は驚きを隠せない。
寿葉「カズエちゃんはこの学校のアイドルだべさ~」
カズエ「アイドル?なんか…跡部みたいで嫌だ」
寿葉「跡部様!…カズエちゃん、跡部様はどこにいるだ?」
カズエ「……。(この子、跡部狙い?)あのさ、跡部は残念だけど…」
言いかけた目の前にはその本人が。
寿葉はスタスタと駆け寄った。
カズエ「(あーあ。)」
寿葉「跡部様ー!」
跡部「誰だ、テメェ」
跡部は明らかに怪訝な表情を浮かべている。
寿葉「オラ、跡部様にお弁当作ってきたんだ」
ニコニコとお弁当を差し出す寿葉と正反対の顔をしているキング跡部。
カズエ「(ウチ知らね)」
カズエはそっぽを向いている。
跡部「行くぞ、カズエ」
カズエ「あー…うん(無視…ね)」
少し気まずそうに歩きだした。
カズエ「寿葉ちゃん、またね」
跡部「ジローはどこ行った?」
カズエ「……部室で寝てるはず」
跡部「そう「跡部様!」……。」
バッと目の前に立ちはだかる寿葉。
跡部「テメェ、邪魔だ。とっとと失せろ」
カズエ「跡部、女の子にそんな口の聞き方は…(可哀想)」
言っても無断だが言わずにはいられない。
寿葉は涙目になっていた。
寿葉「彼女がいるって本当!?」
跡部「………。」
カズエ「(うわー…)」