05.Gather
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マユミ「この家……迷路だな」
スタスタと跡部の家を歩くマユミ。
…が、徐々にペースが遅くなる。
マユミ「あれ?ここさっき通ったっけ?」
周りを見渡すが、さっぱりわからなくなっていた。
「お嬢さん、やっぱり迷子か」
マユミ「っ!?」
忍足の登場に、一歩退いたマユミ。
忍足「……そないに警戒しんでもな。お嬢さん、ここくるの初めてやろ?」
マユミ「う…うん」
下を向き、まともに忍足をみる事ができない。
忍足「(緊張してるんか、極度の人見知りやろな……。)とりあえず戻ろか。こっちや」
マユミ「あ…あのっ!」
忍足「なんや?」
いきなりの声にびっくりして、今度は忍足が退いた。
マユミ「っ、ごめんなさい。(あー!もうっ)……あの、あのねっ…」
忍足「…………。」
エリカ「…マユミ?」
マユミ「っ、わぁ、びっくりした…」
跡部「なんだ忍足、こんなところで…。抜け出すなら、一言言ってからにしろ」
廊下に佇む忍足。
少し呆れているようにも見える。
忍足「跡部……自分が先に抜け出したんやろ?」
マユミ「そうだよね」
跡部「あーん?んなの知るかよ。」
忍足「全く跡部は…」
前を歩く跡部に3人が着いて行く。
エリカ「こら!無茶言わないの!忍足くん困ってるでしょ?」
前を歩く跡部を追い越し、エリカが言い放った。
目を見開く跡部。
エリカ「たぶん、忍足くんはマユミを探しに来たんだよ!私が勝手に抜け出したから……ごめんね?忍足くん」
忍足「い…いや、ええよ」
エリカ「マユミ、行こっ!」
マユミ「う、うん!」
タタタと駆け出した2人。
忍足「見た目によらず……か。俺らも行こか。」
跡部「……ククク…。」
忍足「跡部?……おーい」
跡部「ハァーハハハ」
忍足「………。(あかん、もう放っておこ)」
『パチンッ』
ナオ「俺様の……美技に酔いな」
片腕を上げ、満足げにマイクで物真似をするナオ。
向日「アハハハハ!似すぎだろ!!」
鳳「確かに、似てますね」
宍戸「腹痛え!」
日吉「フンっ」
どうやらかなり似てるらしいナオの物真似。
ナオ「じゃあ次ね!……自分、攻めるん遅いわ」
向日「侑士ー!!アハハハハ!」
転げ回る向日に涙目の鳳。
ナオ「行ってよし!」
榊「…………。」
ピクリと榊が反応した。
向日「アハハハハ!!」
どうやらこのメンバーはかなり馴染んだ様子。
ナオ「まだあるけぇ、向日、ジャージの上着貸して」
向日「う…上着…?いーけどよ、ほら」
ナオが上着を羽織った。
ナオ「勝つのは……」
上着を高らかに放り投げたナオ。
『ガチャ』
跡部「随分騒がしいじゃね…………。」
ナオ「……あ」
エリカ/マユミ「「……」」
ちょうど入ってきた跡部の顔に降りかかったジャージ。
忍足「随分と綺麗にかかっとるな」
向日「アハハハハ!もう俺無理!!」
跡部「……テメェ」
バサッと降りかかったジャージを払う跡部。
同時にナオを睨んだ。
ナオ「わぁ!?宍戸!俺を助けんちゃい」
宍戸「ハハハ!ま、精々頑張れよ!」
ナオ「見捨てるんかい!」
マユミ「す…凄い盛り上がりだね」
エリカ「ナオだからね。」
マユミの疑問を一言で解消したエリカ。
エリカ「あ!カズエちゃんは!?」
気がつけばカズエの姿がなかった。