16.帰ってきたお嬢様【前編】
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カズエ「もうすぐミクスドだね~」
ヒョイっと仁王の手持ちのトランプをとり、ニッコリ微笑みながら2枚の手札を捨てたカズエ
仁王「次の対戦相手知っとるか?」
カズエの手札を取り、2枚捨て、手持ちが2枚になった仁王
カズエは残り1枚で、どちらを取ろうか迷い始めた。
カズエ「興味ない」
バッと1枚引いたカズエ
仁王「びっくりするぜよ」
仁王がカズエの手札を引くと、ヒラヒラと舞い降りるトランプ2枚
カズエ「あー!!!」
手元に残った1枚を握りしめるカズエ
仁王「元気そうで何よりじゃ。さて、俺は帰るかのう」
カズエ「え?今から帰るの…?」
時計をみると夜の9時を回っていた。
仁王「まだ9時ぜよ。じゃあな」
玄関のドアを閉める仁王
マユミ「仁王くん、カズエの事が心配だったんだね」
マユミが仁王のいなくなった玄関を見つめ、そう呟いた。
カズエ「駅まで送ってくる」
勢いよく走り出したカズエにマユミは微笑み、自身の部屋に戻って行った。
次の日
「エリカさん!おめでとうございます!」
エリカ「お…おめでとう?」
朝学校へ行くと、いつもは影でみているような生徒達がエリカに話しかけた。
「あ、エリカさん!おめでとうございます」
エリカ「え…」
会う人会う人におめでとうと言われ、混乱しているエリカ
カズエ「どういう意味?なんかめでたい事でもあった?」
一緒に教室に向かい歩いてるカズエも、異様な光景に驚いていた。
エリカ「さあ?忍足くんおはよう」
忍足「ああ、姫さん朝から大変やな」
エリカ「その大変な意味がわからなくて困ってるんだけど」
教室前で鉢合わせた。
忍足「生徒会新聞みてへんのか?」
カズエ「生徒会…新聞?」
綾小路「ああ!こんな所にいらしたのね!エリカさん、おめでとうございます!」
エリカ「…なにが?」
綾小路「あら、侑くん、言ってなかったの?跡部さんとエリカさん、氷帝の“ベストカップル”に選ばれたんですわ」
カズエ「へぇ~おめでとう!エリカ」
カズエがヒラヒラと生徒会新聞を揺すった。
エリカ「え、違…」
跡部「てめぇらお揃いで何話してやがんだ?」
「「「キャー!跡部様とエリカさんよ~ッ!」」」
エリカ「あ、景吾くんこれね…」
エリカはタタタと跡部に新聞を手渡した。
跡部「ああ、書記のやつらが作ってた記事か」
綾小路「本当におめでとうございます!2人とも凄くお似合いですね!」
跡部「フッ…テメェに言われなくてもわかってんだよ」
忍足「…跡部がどう思ってるかは勝手やけど、姫さんとっくに教室入って行ったで」
舌打ちをしてEクラスに向かう跡部
綾小路「じゃあ侑くん、また部活観に行ってもいいかな…?」
忍足「…ああ、ええで」
綾小路「ありがとう!」