11.推し
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奈央「和恵…!次よかった無事で……ってなんでボロボロ!?」
和恵「うち、オッシーが恵利華のファンクラブに入ってるのを甘くみてた……」
奈央「え?なにそれウチも入りたいんじゃけど」
それは機内での出来事。"お嫁に"そう聞いた忍足の眼鏡が音を立てて割れ、すでに空中にいた和恵はヒュッと息を飲んだ。
「え、ちょ…!?お、お、忍足!?揺れて……」
「ちゃうねん、嫁はちゃう……」
「は!?あんた真由美が好きなんでしょ!?恵利華が結婚しようが……」
「推しと好きはちゃうねん……!」
「……え?」
「推しはみんなに自慢したいねん!あの容姿!声!立ち居振る舞い全てが完璧であって、姫さんに至っては頭のてっぺんから爪先まで手入れが行き届いとる。なんやねんあの生き物は!世界に見つかればいいのにと思っとる!」
「……」
「それに比べて真由美はみんなに見せとうない。見つかってほしくないし、なんやったら俺以外の男なんて全部カボチャに見えたらいいのにくらいに思うとる。俺だけに笑いかけてほしい」
「(実は1番独占欲強いんじゃ……)」
「とにかく姫さんの結婚は解釈違いや」
「あんた跡部の友達よね……?」
それは揺れるジェット機よりも怖かったようで……
芥川「和恵ちゃんおかえり」
和恵「た……ただいま」
青ざめていた顔が、徐々に暖かくなっていく。
和恵「(あー……うち……)」
芥川「和恵ちゃん一緒に寝……」
和恵「ジローと寝るくらいならオッシーと寝るから!!」
芥川「……え?」
忍足「寝かさんけどな。朝まで」
奈央「あ、朝まで!?」
宍戸「ジローがフリーズしてやがる」
芥川「えっと、忍足?和恵ちゃんと朝まで何をするのかな……?」
忍足「ペンライト持ってへんか?」
宍戸「ジロー!!?」
To be continued......
2024.02.13
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