11.推し
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芥川「ずーずー」
恵利華「ん……」
宍戸「跡部の野郎、結局恵利華の隣で眠ってやがる……」
奈央「ジローも和恵に抱きついて離れなかったし、大胆組はすごいね」
大方準備も終わり、寝顔を見ながらふと訪れる安らぎの時間。あとは何をしに行ったかわからない、忍足と和恵を待つのみとなった。
宍戸「お前の幼馴染ってさ……」
奈央「う、うん」
宍戸「(白葉学園にいるって事は金持ちで……どっかの企業の……いや、それは関係ねぇ!)逃げてるって事は、気持ちはないって事でいいんだよな?」
奈央「拓斗にもそう言ったんじゃけど……」
宍戸「……告られたのか。まぁ珍しくはないよな奈央なら」
奈央「気に、なる……?」
ビクリと体を揺らし、視線を向ける。すると奈央の瞳がゆらゆらと揺れていて思わず笑みが溢れた。
宍戸「たぶん俺が1番気にしてるよ」
奈央「えっ……あ、そ、そう?」
宍戸「ははっ、自分で聞いたくせに何照れてんだよ」
奈央「うっ、気のせいじゃって、そんな……」
宍戸「奈央」
奈央「っへ!?」
隣同士、肩を寄せる2人。繋がれた手を見ると顔が火照り心臓が早鐘を打つ。
奈央「(あれ、今……亮と手を繋いで!?距離だって近いしそれにそれに……!!)」
宍戸「これ終わったら俺んち来るんだろ?」
奈央「……っ」
宍戸「友達っつー紹介はできねぇな。両親びっくりすると思うけど……1人の女として紹介するからよ、その……」
奈央「…………」
宍戸「絶対逃げ切るからよ。俺の隣から離れんな」
奈央「わ……わかった。ウチ、亮のとなりにいる…」
宍戸「サンキュ、奈央」
奈央「〜っ!もう!そんな風に笑うの禁止!みんな亮の事好きになるけぇ!」
芥川「俺はもうなってるけどね?」
「「うわっ!?」」