真由美「ほ、本当に大丈夫？真由美達寝ちゃって……」



どこへ行っても捕まるんなら、ここでいーじゃん！と言う和恵の一言でホテルに戻った一同。
黒服達は始めにいた大部屋にいて、鍵をかけて出られないようにしている。



恵利華「（眠たい……）」



うとうとし始めた恵利華に気付き跡部が支える。風呂に入らなきゃと言うと真由美に託した。


真由美「跡部……？」



忍足「仮にもお嬢さんらは婚約者がおる身やからな。疑わしい行動は俺らも取れんから……」



奈央「さっきの抱擁は……」



忍足「……ギリギリセーフやろ」



奈央「ほう」



忍足「とにかくや、風呂上がりの姫さんを跡部に近づけたらあかん」



恵利華「……？離れるのはやだよ……？」



奈央「恵利華！？」

和恵「もう寝ぼけてる……ジローも寝てるし」


芥川「うー……ん……」


忍足「姫さん……日本に石油輸入されんくなったら責任取れるか？」



恵利華「とれない……？」



忍足「せや。だから一緒に寝るのはことが解決してから……つか、自分ら付き合うてないのによう一緒に寝れるな……自分あれか？誰とでも寝れるんか……？」


恵利華「芥川君とかは一緒に眠れる気がする……」



芥川「俺は……和恵ちゃんとしか眠れない……」



和恵「んあ！？」

恵利華「振られちゃったー……」



忍足「ジロー、ようこんな美女と寝れるな。起きたらこの顔隣にあるとか心臓に悪いわ」



和恵「忍足！？」



芥川「和恵ちゃんは可愛い……C……」



和恵「ぎゃー！もう！！とにかく男女別に風呂入って寝よう！みんなで！！」



真由美「みんなで！？」