11.推し
夢小説設定
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忍足「真由美、大丈夫か?何もされてへん?」
真由美「うん、大丈……」
力が抜けたのかその場で座り込んでしまった真由美の元に駆け付ける。
優しく抱き止める姿に、映画のワンシーンみたいだなと息を呑んで見守っていた。
忍足「今回の事で俺はもう真由美の側から離れんって誓うわ」
真由美「ゆ、ゆ……っ、」
忍足「余計疲れさせたし、休みたいやろけど……堪忍な、真由美」
真由美「わ、私はっ、真由美は……侑士君が居ればどこまでも頑張れるから……っ、謝らないで」
ぎゅーとシルエットが重なる2人
恵利華「…………」
そんな2人を何とも慶應しがたい表情で見ている恵利華の横で喉を鳴らして笑う跡部
「「っは!!」」
同時にバッとお互い離れて気まずそうにみんなの方へと視線を合わせた。
恵利華「私のラケット、ガット直ったよ?」
ぷるぷると震える忍足侑士。先程まで一緒に戦った仲やんな?と恵利華を見ればそうだっけ?と首を傾げた。
真由美「あ、跡部、和恵から貰った手紙には……」
跡部「あぁ、やはり何者かによって俺たちがここに辿り着いた事が記されている」
宍戸「盗聴……されてる?」
真由美「ジェット機にそれらしいものは?」
跡部「一応あったから取り除いた」
真由美「やっぱり……」
和恵と奈央、芥川も合流し何か手掛かりがあったのか話を聞くも、手紙に書かれてる以上の事は何もわからなかった。
奈央「もう日が暮れる。どこかで休まないと」
和恵「近隣のホテルもこの場所知れ渡ってるならさ」
恵利華「?」