10.最善
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
跡部「よく家で会っていたからな」
奈央「家!?」
フッと懐かしむと当時、夜遅くまでラケットを握り、大量の汗を流す跡部の姿。
そんな姿を恵利華は幾度となく見てきた。
跡部「くだらない先入観に囚われず、俺を選んで欲しいと思ってる。恵利華の前ではがむしゃらな俺の姿を見せたって構わねぇ」
奈央「……」
整備が終わり立ち上がる。
跡部「ま、お前は面白くないんだろーが俺は諦める気なんてサラサラねぇ」
奈央「ウチは和樹さんの方が似合ってると思ってた。背が高くて大人だし!恵利華の事受け止めてくれそうって!けど……」
隣に並んだ時の恵利華の表情が全てを物語っている気がした。
跡部「真由美が見つかり次第ここを経つぞ」
奈央「え……跡部達、休憩……」
跡部「あん?捕まったら結婚なんだろ?させるかよ」
奈央「…………」
跡部「何してやがる、お前も準備を」
奈央「(悔しいから言ってやらん!)亮ー!」
宍戸「…………」
奈央「どうしたの?ホテルに何か……」
宍戸「なんか、騒がしくないか?」
奈央「まぁ和恵じゃし?」
きっと暴れてるんだろうとジェット機の中に戻ると目を丸くする
奈央「ウチの恵利華がいない……」
跡部「あん?」
奈央「うちの子どこ行ったー!?」
宍戸「ジローもいなくなってる……」
跡部「…………」