9.罠
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奈央「っ、けほっ……」
宍戸「奈央!大丈夫か!?」
外に出た跡部、宍戸、芥川、恵利華、奈央の5人。
跡部と芥川はジェット機を調べて、宍戸が目を覚さない2人を見ていた。
そんな中、奈央は頭がクラクラすると起き上がり隣に寝ている恵利華を見て目を覚ます。
奈央「眠れる森の美女かな!?」
宍戸「ドイツだけどな」
元気そうだなと言う宍戸に奈央はウチから元気を取ったら何が残るんじゃ!とあははと笑っている。
宍戸「ははっ、残るだろ。色々と」
ほら、お前は恵利華が起きるまでそばに居てやれ、と跡部達の元へ向かおうとする宍戸の服を掴んだ奈央。
奈央「……色々って?」
宍戸「〜っ、そういう所だよ!」
奈央「だからどういう……」
芥川「発信機見つかったって」
あれ?邪魔したかな?と芥川
奈央「やっぱり……」
宍戸「どうやって見つけたんだ?」
芥川「跡部が……」
バッとポーズを決める
宍戸「まさか……」
芥川「"スケスケだぜ!"って」
奈央「スケスケ?」
宍戸「テニス以外も使えるのかよ……」
頭にハテナを浮かべる奈央は人体をも透けた試合の事は知らない。
奈央「てゆーかさ!睡眠薬ってどういう事!?自分達で探すって言うルールは無視なワケ!?」
跡部「いや、たぶん奴らは何もしてねぇ」
奈央「え……?じゃあ……?」
宍戸も不思議そうに跡部に視線を送る。
跡部「恐らく奴らの狙いはお前達だ」
奈央「なる、ほど……?ウチらの誰かって事……」
跡部「恵利華はしばらく起きない方がいい」
芥川「確かに真由美ちゃんいないってなると……」
宍戸「何するかわからねぇな」
奈央「和恵……」