和恵「……怒ってますね？」



宍戸「怒ってるよな」



芥川「怒ってるＣ～」



忍足「俺、姫さんに睨まれたん思い出したわ」



恵利華「何か言ったかしら」



奈央「恵利華ー、奈央ちゃん特性サンドウィッチだよ」



恵利華「美味しい」



奈央「ジェット機にキッチンあるなんて素敵じゃ」



前席が凍り付いているのに対し、奈央と恵利華は楽しそうだ。



跡部「…………悪かった。」



真由美「…………」



跡部「隙を見せた俺が悪い」



真由美「真由美は……跡部ならって思ってた」



跡部「あぁ。応援してくれてたのにな。これから真由美の信用も取り戻していく」



真由美「うん……。私達も色々あったから心配かけたと思う」



芥川「真由美ちゃん……」



跡部「心配はしてねぇ」



真由美「えっ……？」



跡部「俺という男がありながら、他の男に渡るなんざあり得ねぇからな」



真由美「ふふっ、相変わらずだなぁ。直接言ってきなよ」



跡部「そのうちな」



恵利華「チョコレートが食べたいわね……」



和恵「あ、チョコならあるよ！ソフィアが恵利華用に持たせてくれたから」



恵利華「まぁ！ありがとう」



忍足「俺思ったんやけど……キッチンあっても料理する人間が……」



宍戸「真由美は操縦してるし……俺ら入るか？」



真由美「大丈夫だよ。真由美やるから」



忍足「真由美……」



和恵「うちも！」



芥川「和恵ちゃんは俺と景色見とこーねー！」



和恵「むむむ……」



忍足「……なぁ、そろそろ聞いていいか？」



宍戸「…………」



忍足「何があったん？」