8.再会
夢小説設定
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跡部はENG1と書かれたスイッチをこのように軽く引いた。
エンジンがオンになるとジェット機から顔を覗かせる和恵は笑って顔を出す。
和恵「みんなー!卒業おめでとー!色々話したい事あるけどうちらちょっと……野暮用があるから行ってきまーーす!ごめん!じゃ!」
ウィーンと音を立てて扉が閉まるとあっという間に飛び立った。
向日「ちょ、和恵ー!?」
鳳「行っちゃいましたね……」
樺地「……頑張って、ください」
向日「なんだよそれ……」
日吉「また……待ってます!」
鳳「若……」
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真由美「……和恵、もう1つの学校に寄らなくていいの……?」
もう1つの学校……その行き先にハッとする者、静かに下を向く者……みんなどことなく察していてエンジンの音だけが響いていた。
和恵「うん!行かない。出発ーっ!!」
予想外の和恵の明るい声に、安堵する一同。
芥川「しゅっぱーーーつ!!って今からどこ行くの?」
和恵「ジロー!!?」
後ろからひょっこりと顔を出す芥川に目を丸くする。
芥川「和恵ちゃんが心配で来ちゃった……ごめんね?」
奈央「そういう事なら仕方ないけん」
宍戸「ははっ、ジローらしいな」
芥川「恵利華ちゃん、いいかな?」
恵利華「断る理由がないわね」
芥川「ありがと!うわー!跡部操縦してる!カッコいいC~」
跡部「ハッ、朝飯前だぜ」
真由美「……跡部がいなくても真由美、操縦できるけどねっ」
「「(真由美!!?)」」