8.再会
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向日「マジかよ!!なぁ侑士!!」
忍足「俺にも見えるわ……空から天使が降りてくる」
8.再会
鳳「あれは……」
迫ってくるジェット機に手を伸ばす。
まだ上空にいるジェット機の入り口から見えた青い髪に、嘘だろ……と唖然とする宍戸は一呼吸し、口の横に手を添えた。
「ポイントOK!着陸準備……ははっ、ちゃんと避けてくれてる」
「行くの?」
「当然!この高さなら余裕」
シュッと音を立てて飛び立つ。
おーい、と広い天空から響き渡った。
向日「マジかよ……マジかよ!!!」
「岳人の赤い髪は目立つなぁ!」
パラシュートが開き、ゆっくりと降りてくる。少女はニンマリと笑顔で手を振った。
忍足「マジか……」
宍戸「奈央ー!!!」
奈央「みんなのアイドル、奈央ちゃんじゃ」
芥川「奈央ちゃん!」
鳳「奈央さん!!!」
日吉「なぜ空から……」
髪をかきあげる奈央をごくりと見つめる一同
日吉「もしかしてまた改造人間ですか?」
奈央「あはは!ウチは本物。白葉学園中等部3学年、を今日卒業した……上戸奈央じゃ」
跡部「フッ、やっとフルネームで名乗ったな」
奈央「あはは!ゆっくり話したいけど……それは後!亮!」
宍戸「お前……変わってねえな!!久しぶり」
奈央「な、泣くんじゃない!ウチも貰い泣きしそうに……ってそれどころじゃないんじゃって!」
宍戸「それどころじゃ……?な、何だよ」
奈央「ウチと一緒に……駆け落ちしてくれる!?」
鳳「え……えぇ!?」
向日「はぁ!?駆け落ちって!?」
宍戸「あぁ、いいぜ」
向日「ほら亮も……って良いのかよ!?」
奈央「亮ならそう言ってくれると思った!さ、乗って!」
宍戸「これにか?」
降りてきたジェット機を指差す。
すると再びドアが空いた。