「あなたどういうつもり！？」



結城「……どういう？」



ズラッと並ぶ跡部のファンクラブメンバーに困惑する転校生の結城桃。



「どういうじゃないわよ！跡部さんには恵利華さんって言う恋人がいるの！」



結城「恵利華……さん……」



「そうよ！！だから馴れ馴れしく……」



結城「どうして馴れ馴れしくしてはいけないの？」



「え……それは……」

「だって……恵利華さんが……」



結城「みんなだって跡部君の事好きなんでしょ？それでいいの？」



「えっ……」



「そ、それは……」



「…………」





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真由美「恵利華、試合のスケジュールって……？」



恵利華「うん。私ポイント獲りに行きたいの」



真由美「世界一……！！う、うん！スケジュール調整するね！待ってて！！」



『タタタタタ……』



和恵「……あれ、真由美どうしたー？」



恵利華「あ、私の試合スケジュールを確認しに」



和恵「お、ついに！ってか執事に頼まないんだ」



恵利華「…………」



和恵「（そういやあの執事いないな）」



奈央「和恵、ちょっといい？」



和恵「？」