7.来訪
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奈央「恵利華、立派になって……ウチは、ウチは……」
和恵「はいはい出会う前から恵利華は立派だったから」
「卒業おめでとうございます!」
「おめでとうございまーす!!」
「和恵さん、こっち向いてください!」
「写真いいですか?」
和恵「……ま、最後だし……?」
「「「きゃー!!!」」」
和恵「うるせっ!!」
火並「恵利華ちゃぁーん!さっきの挨拶さぁ……」
恵利華「あ、ヒナ後は頼……」
火並「国でも治めるつもりなの!?中学生あんな挨拶しないから!もっとありがとう寂しいですとかないの!?」
花並「ひ、ひなちゃ……!」
恵利華「………しっかりしないといけないな、と思って」
火並「……え?」
恵利華「美並ちゃんより年上になるんだし、しっかり今を生きるわ」
火並「……もう大人だよ恵利華ちゃんは。おばちゃんだよ」
恵利華「ええっ!?」
真由美「花並、テニス部宜しくね!」
花並「真由美先輩……っ、わ、私また全国に……お姉ちゃんを連れて何度でも……」
真由美「うん……っ、うんっ…!」
わぁあああと歓声や泣き声が響き渡る校舎内。
「真由美さん握手してください」
「卒業おめでとうございます」
真由美「ありがとう……」
「あの奈央さんは……?」
真由美「うん。恐らく……」