6.憂い
夢小説設定
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「お嬢様!!どちらに!?」
日吉「……じゃあ俺帰ります」
恵利華「あ、あの……」
日吉「…………」
恵利華「ありがとう。若」
日吉「……っ、アンタ実はバカなんですか?」
恵利華「ふふっ、そういう方面に関しては否定できないわね」
日吉「否定してくださいよ……。また……待ってます。恵利華先輩」
恵利華「……ん」
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奈央「じゃ、デートも済んだし帰るとするかぁ!!」
拓斗「…………」
奈央「え……何その顔……済んだじゃん」
拓斗「本当に、俺じゃ駄目なのかよ」
奈央「…………ごめん」
拓斗「…………」
奈央「ウチはどんな高級料理よりその人とならおにぎりを一緒に食べるだけで、心の底から幸せじゃと思える人がおるんよ。だから……ごめん。婚約なんて言われても、あの3人はともかく……ウチはまだまだ先の話だと思っとった。結婚となれば尚更もっとよくわからない」
拓斗「確かに……そうだよな。15.14でわからない……か」
奈央「お嬢様って凄いよねぇ。ウチはまだまだじゃ!」
拓斗「俺は、結婚とか以前に奈央と一緒に居たかっただけなんだ……。ホントに、それだけ……」
奈央「ありがとう!小さい時の約束も覚えててくれて嬉しかった!」
拓斗「……失恋したら、戻ってこいよな」
それでも、俺に泣き顔は見せねえんだろうけどな……
奈央「ウチ、太陽じゃから!隠れる所もあるんだよ」
拓斗「あー、俺には眩しすぎるわ」
To be continued......
2019.08.17