6.憂い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真由美「恵利華、今日の試合大丈夫なの?真由美……」
心配そうに恵利華を見る真由美。しかし……
恵利華「え?試合?出るけど」
恵利華は全くというほど堪えている様子はない。
真由美「でも……(あの手紙には……)」
恵利華「真由美?」
真由美「(あの手紙には……好きな人が出来たと書いてた……!この女が好きだから俺の事は忘れてくれって……)」
恵利華「……チョコレートパフェ食べたからかしら!1ポイントも落とさない気がするわ」
真由美「…………」
恵利華「ほら、ぼんやりしてると溶けちゃうわよ!」
真由美「わかったよ恵利華……」
-----------
-----------------------
日吉「跡部さんの事見損ないました」
鳳「俺もです」
昼休みに集まるテニス部員達。
そこに跡部の姿はなく、日吉を筆頭に今の状況が把握できないでいた。
向日「跡部は……変わらないと思っていたのによ」
宍戸「あいつも人間だったって事か?」
鳳「でも、あんな事するなんて……」
忍足「ま、誰が撮ったか知らんけど写真が残ってしまってたからな」
芥川「…………跡部」
宍戸「あ?」
芥川「跡部、テレビであのニュースが流れる度悲しい顔してたC。だから……」
日吉「…………」
芥川「だから、きっと何かあってそれで……!!」
向日「ジロー……」
鳳「芥川さん……」
日吉「……悲しむじゃないですか」
宍戸「若?」
日吉「これをみたら、恵利華さんきっと悲しむじゃないですか……俺はそれが許せない…!」
宍戸「お前……」
日吉「俺、行きます」
向日「は!?どこに!?」
日吉「おそらくこの話、ここだけじゃないでしょう。だから……」
芥川「…………」
忍足「……頑張れや、日吉」