5.困惑
夢小説設定
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『先日、中宮和恵さんとの婚約発表をしたノア・ウィリアムズを直撃取材致しました!ウィリアムズさん、中宮さんとは以前共演した事がございますよね?その時の印象等教えて頂いてもよろしいですか?』
宍戸「……」
ここ、氷帝学園でも連日テレビで放送されているが、婚約者側からの発信は初めてだった。
食堂に居合わせた宍戸、向日、芥川もピクリとテレビに反応し耳を澄ます
ーー否定してくれる事を願って
『そうですね……彼女を一目みた時から波長が合うと感じていました。あのクールな雰囲気にピッタリ合うといいますか、むしろ居心地がいいような気がしていました。』
ウィリアムズの答えに食堂が湧いた。
向日「クソクソ、やっぱりマジじゃねーか」
『とてもお似合いだと思います』
『ありがとうございます』
宍戸「…………」
向日「おい亮、どこ行くんだよ」
宍戸「飯食ったし教室戻んだよ」
向日「そ、そっか。あれ、ジローいねぇな」
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結城「……跡部くーん、大丈夫?」
跡部「…………」
結城「さっきテレビでやってたけど……本当だったんだね……ひどいよ……」
跡部「チッ、俺様に喧嘩売っ……」
『っ……』
跡部「!」
唇に残った柔らかい感触。
指をなぞって確かめた。
結城「恵利華さんとの思い出なんて消えればいい!跡部くんが悪いんだもん!!最近ずっと上の空であたしを見てくれなかった!こんなに好きなのに!!」
跡部「テメェ……」
結城「あたしなら跡部くんを不幸にしないもん!!あたしならずっと跡部くんの側にいられる!!」
跡部「…………」
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『コツン』
恵利華「あら、ドアに何か……」
封筒……?一体何が……
恵利華「…………え?」
景吾と…………知らない女の子……?
恵利華「…………」
To be continued......
2019.06.02