5.困惑
夢小説設定
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和恵「どう、だった……?」
真由美「…………」
和恵「え、何その暗い顔……」
真由美「うっ……」
和恵「?」
真由美「……良い人かもしれないから、会ってみればって……!!」
うわぁぁんと珍しく泣き崩れてしまった真由美。
和恵「真由美、オッシー好きだもんね……」
真由美「好きっ!!」
和恵「うおっ!?振り切った!言えば良かったのに……」
真由美「言えないもん!うわぁぁん」
和恵「うーん……彼氏いるって言えば?」
奈央「先に兄が黙ってないじゃろ」
和恵「真由美んちって面倒だからね~」
真由美「ち、違うもん。少し過保護なだけだもん……」
和恵「……はいはい」
奈央「面倒で投げたな」
真由美の兄擁護もいつもの事だ。
奈央「しかしあれじゃな。真由美の家まで丸め込まれとるのは余程大きな権力者が仕切っとるな」
和恵「奈央はいいの?あんま動じてないけどさ」
奈央「ウチは……」
「奈央、俺がついてる」
奈央「……良くない」
和恵「お?」
奈央「だいたい!ウチ、拓斗の事弟みたいじゃなって思ってたし……」
テラスで項垂れる奈央。
カチャっと紅茶を飲む手が止まった和恵は空を見ていた。