5.困惑
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
恵利華が居たときは跡部が仕向けたのもあってか公認の仲だった。
誰も恵利華には敵わない。そう言って周りも自然に認めていた。
告白されるようになった
跡部の周りはまるで4人に出会う前に戻ったようだ。
それをテニス部員は受け止めきれていない。
跡部「珍しいな、忍足が1年近く女作らねぇなんてよ」
忍足「そんなんどうでもよくなってしもたわ。あ、そのゴールド携帯っつーのはどうなったんや?」
跡部「んなもんとっくに電源入ってねぇ。位置はわかるが、大方あの執事にでも没収されたんだろう」
忍足「なるほどな。位置はわかるんか」
執事の位置がわかったかてなぁー、いや一緒におるんやろけどと忍足は呟いた。
それもあって跡部も最近はみていない。
忍足「半年も学園に閉じ込めるってどんな学園やねんな。これからも……そうなんか……?」
跡部「…………」
忍足「………諦めるんか?」
跡部「あーん?俺様は…」
「跡部!忍足!!」
忍足「宍戸……そない慌ててどないしてん」
息を切らして携帯を握りしめる姿にただならぬ雰囲気を感じた。
まぁ落ち着きぃやとなだめるとこれが落ち着かずにいれるかよ!と手を払い除けられてしまう。
忍足「……何があったんや…?」
宍戸「言うか迷った……。だがな、結局は耳に入ることだ。だから早い方がいいと思って伝えに来た…っ」
忍足「な…なんやねん…」
跡部「…………。」
はぁはぁはぁ、と宍戸の息だけが聞こえる。
そして……
宍戸「恵利華と真由美、和恵も……どっかの男と婚約する」
忍足「…は……?え……!?」