4.月姫
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年が明けてあっという間に新学期が始まった。本来なら受験シーズンだが、ここ白葉学園は成績6割以上で進学、3割以下で退学となるだけ。
戻ってきてからの4人はひたすら勉強し、そのテストに備えていた。
奈央「ウチ、社交ダンス大丈夫かなー。」
和恵「うちは経営学……」
その試験が2月中旬にある為、バレンタインどころではないのだ。
真由美「経営学は覚えるだけだよ!」
和恵「超人は黙ってくれぃ」
恵利華「ダンスやろうか?」
奈央「生粋のお嬢様になるのはまだまだ遠いけぇ……」
頭を抱える2人に次の試合の打ち合わせをする恵利華と真由美。
和恵「そういやさ、恵利華の執事最近見かけないんだけど何してるの?」
恵利華「……さぁ?何してるのかしら?」
和恵「……興味ないよね」
恵利華「行き先を告げるような人じゃないから、聞かなくなったわね」
和恵「ふーん…。じゃあおばあさまは?」
恵利華「確か3月までいろんな国に行くから帰ってこないって言ってた。今はイギリス、かな」
和恵「そっか。じゃあうちの母とも会うかもね~。」
真由美「真由美の所はアメリカだって!なんだか寂しいね~」
和恵「別に」
恵利華「別に寂しくないわ」
真由美「えー……」
奈央「生粋のお嬢様になるのはまだまだ…!!」
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結城「はいっ!跡部くん、ハッピーバレンタイン」
跡部「……凝りねぇなテメーは」