3.無垢
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ブン太くーん、一緒に帰ろ?」
丸井「おお、いいぜ」
切原「……ジャッカル先輩、あれ誰っスか?」
桑原「海原祭からだろ。家庭科部3年で進路の相談から仲良くなったらしいぜ」
柳「……確かに仲良いな」
切原「手繋いでるっスもんねー。俺も彼女ほしい!和恵さんレベルとまでは言わないから!」
桑原「…………」
柳生「複雑な表情をしていますね」
切原「いやいや、俺ら健全な中学生っスよ?丸井先輩も彼女くらい欲しいって。むしろ合宿から2ヶ月よく我慢したと思いません?」
桑原「……けどよ」
切原「それに彼女じゃなかったんスよ。いい感じだったかもだけど、付き合ってはなかった。」
柳生「まぁ、我々が何を言っても決めるのは丸井くんです。それがわかってるから仁王くんも何も言わなかったんでしょう」
桑原「そうだな……」
切原「あー……彼女欲しいー」
桑原「黙れ赤也」
和恵へ
そっちの生活はどう?
俺はスッゲー寂しくて、スッゲー心配でさ
新学期、入ってすぐに氷帝行って
事情聞いて、元気だって知って安心した。
海原祭は大成功!俺の作ったお菓子はコンテストで優勝して、和恵にも食べて貰いたかったぜ☆
まぁ、あのマンゴスチンの味には敵わないかも……なんて言わせんなよぃ。
和恵「も、もうっ、なんなのブン太…」
けどよ
和恵「……?」
けど、最近さそんな俺のお菓子をスッゲー旨そうに食ってくれる子が居てさ
その子の笑顔に救われてる所もあるかもしれねぇ。
和恵と合宿中こんな所行ったなーとか、アレはマジで冒険だった!とか、その子は俺の話を聞いて素敵な思い出だねって言ってくれた。
その笑顔見てるとスッゲー心があったかくてよ。
だから……
『ガチャ』
奈央「和恵!ウチ、やっぱり……!!」
和恵「なんで……勝手に入って……」
奈央「和恵が……泣いてる気がした、から……」
だから、俺さ
和恵「泣いて……ないっ」
明日好きだって言おうと思う
和恵「泣いてなんか……ない」
奈央「~っ」