3.無垢
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結城「跡部くん、誕生日おめでとう!!」
氷帝テニス部の部室で跡部の誕生日会が行われていた。
跡部「テメーは来ねぇかと思ったぜ」
結城「大好きな跡部くんの誕生日だもん!盛大にお祝いしなきゃね」
跡部「そーかよ」
向日「相変わらずグイグイいくよな」
宍戸「一時期は避けてたのにな」
日吉「満更でもないって感じですね」
忍足「…………」
芥川「ほら、忍足プレゼント渡さないの?」
忍足「ああ、せやな」
はい、みんなからやと代表でプレゼントを渡す忍足。
結城はマフラー似合うー!と横で跳ねていた。
結城「あたしもプレゼント!はい、跡部くん」
跡部「毒じゃねーだろうな?」
結城「ひっどーい!!ケーキ作ったんだよ!ほら、テニスボールクッキーも載せたの!物は…残らない方がいいと思って」
跡部「……ありがとよ」
思わずみんながシンミリしてしまったのは、ここに4人がいた形跡があるから。
その空気に気づいた向日が食べようぜ!と場を盛り上げた。
跡部「美味いな」
結城「でしょー?」
忍足「ほんまや。意外やな。」
みんなが結城の作ったケーキを食べている。
宍戸「確かに恵利華はケーキなんて作れねーよな」
忍足「調理実習の姫さんと和恵ちゃんオモロかったもんな」
鳳「ふ、2人とも……」
何とも言えない雰囲気に割って入る鳳とカラフルなラケットを見る日吉。
結城「あ……あの」
芥川「俺と樺地からもプレゼント!!跡部、目瞑って!」
跡部「あーん?」
パチンッと跡部お得意の指パッチンをすると、ウスと樺地がモニターを出した。
『貴方に会えると思うと心が躍る』
跡部「っ!」
忍足「これって……」
『貴方は私に恋をする』
鳳「綺麗……」
日吉「………」
『待ってて』
結城「…………」
芥川「どう?恵利華ちゃんの新しいCMなんだー!これって俺たちへのメッセージみたいじゃない?」
樺地「自分もそう…思います」
跡部「そう、だな」
忍足「せやな」
結城「…………」
日吉「どうしたんですか?見惚れて声もでませんか?」
鳳「日吉~っ」
結城「あたし……こんな綺麗な人に似てるって言われてるんだ!凄くない!?」
「「「…………」」」