3.無垢
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ぐわんぐわんと兄に揺られる真由美。
和恵「もう言ってやれ真由美。楽にしてやれ」
目を回してた真由美だが、ガシッと兄の腕を取った。
真由美「恵利華の悪口言うお兄ちゃんは嫌い」
真冴「嫌……!!?」
真由美「あと侑士くんの事だって……!」
『パチンッ』
友人の好だろうか、これ以上のダメージは可哀想だと思った和樹の合図で拘束され、ズリズリと引っ張られていく。
真冴「恵利華!許さんからなああああ!!」
恵利華「??」
和樹によって耳を塞がれているので何を言われてるのかわからない。
嵐が去ったなと和恵はその光景を見届けていた。
奈央「あのイケメンは?」
そこへ何も知らない奈央がやってきた。
和恵「……真由美の兄」
奈央「ええ!?似とらん!」
真由美「うっ、確かにお兄ちゃんは美形だけど」
奈央「それにしても恵利華の弟も美少年じゃな!ダンスの授業で囲まれとった」
観に行ってたのかと呆れたように和恵が言う。
和恵「で、何か収穫はあった?」
奈央「ううん、何も…」
一ノ瀬「そう言えば……」
ゴソゴソと胸ポケットを漁る。
一ノ瀬「以前、立海大附属に行った際にこれを預かりました。丸井ブン太くんから和恵さんへの手紙です。」
和恵「ブン太!?」
真由美「手紙……?」
恵利華「…………」
奈央「なんて書いてるんじゃ!?」
和恵「あ……えっと……」