2.秋空
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和恵「…………」
この学園がそういう学園だってのは知っていた。
けど!!!
外出にも誰かしら着いてくるし
撮影中に抜け出す?
でももし兄ちゃんにバレたら……
うちもあの人もタダでは済まない
それにあの執事の言う通りになりそうで怖い……。
跡部もオッシーもソックリさんに?
和恵「もーーー!!」
わけわからん!!!
どうなってんの氷帝学園!
あと……
和恵「そろそろ、文化祭よね、きっと……」
ごめん、ブン太……
約束してたのに……
丸井「…………」
桑原「おい、空見上げてどうした」
ワイワイガヤガヤ賑わっている立海の海原祭でブン太は空を見上げていた。
丸井「和恵、飛んでこねえかなって」
桑原「空から?」
丸井「空から……」
桑原「おい、入り口賑わってね?」
丸井「!!」
桑原「ブン太の全力疾走……レアだな」
人混みをかき分け走り出すと、見慣れた制服に心臓がドキリと高まっていくのがわかる。
丸井「(氷帝の制服ー…!!!)」
ブン太にはその光景がスローモーションに見えた。
「あ……丸井くーーん!!!」
丸井「ジロくん……」
芥川「来ちゃった!」
宍戸「悪ィな。じっとしてられなくてよ」
向日「スゲー賑わってんな!」
丸井「だろぃ。まぁ案内してやるよ!ジャッカルが」
桑原「案内するぜ!」
するのかよ、とガムを膨らますブン太にニコニコと笑う芥川。
丸井「まぁ俺もジロくん達に聞きたいことあったし。一緒に行こうぜ」
芥川「うん!」
宍戸「やっぱりアイツら来てねえみたいだな」
桑原「あぁ。校門では真田が見張ってるし、俺らも探してるんだがな」
向日「当てが外れたなー。ま、望みは薄かったけど」
芥川「……丸井くん、和恵ちゃんのドラマいいよねー!」
丸井「だな。学ラン着て事件解決する回は燃えた」
宍戸「出たジローの和恵談義」
桑原「相手がいて助かったぜ」
向日「丸井もか」
あははと笑いながら学祭を回る宍戸達だった。
To be continued......
2018.12.17