2.秋空
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真冴「まぁ、でも文化祭は中止にしてよかったと思うぜ。警戒してんだな、跡部財閥」
一ノ瀬「……まるで俺が仕向けた様な言い草だな」
真冴「十中八九そうだろうが。どうせコソコソと学園抜け出してるんだろ」
一ノ瀬「何の事だ。俺は今からパリに発つお嬢様の準備をしなくてはならないのでな。じゃあな」
真冴「ケッ……」
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和恵「あれ、真由美はフランス行かないんだ!」
真由美「うん。試合はないからついて行かないよ?それに社交ダンスのお手本頼まれちゃって」
和恵「社交ダンス?それって補習の……」
真由美「うん!恵利華いないから……それに……」
奈央「あー、恵利華の華麗な社交ダンスが見れなくて残念!」
和恵「奈央、あんた補習わざとでしょ?」
奈央「まぁ、社交ダンスくらいしか拓斗と話せんけぇ」
和恵「……さぁどうなってるかねぇ、氷帝学園は」
真由美「…………」
奈央「…………」
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「真由美さんのパートナーを務められて光栄です。長谷川商事の長谷川純太です」
真由美「あ、よろしくお願いします……」
長谷川商事……
確か新聞の会社関係だよね。
初めて見る人だな。
長谷川「あ、同学年なので敬語はいいです。それより……」
薄茶色の髪の毛サラサラだ。
羨ましい……
真由美「ひゃ…!」
何!?腕取られて……!?
引き寄せられ……っ
長谷川「俺、貴女に気があるんです。是非お近づきになりたいんですが、この後女子寮を抜け出して会いませんか?」
真由美「なっ……」