12.遠足~エンジョイ注意報
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和恵「次ジャングルクルーズね!」
余程行きたかったのであろう、和恵は地図を広げた途端に指差した。
真田「ジャングルか…確かに訓練にはなりそうだな。」
「「「(何のだよ!?)」」」
向日「…真田はほっといて行こうぜ?」
柳「苦労かける……と精市の代わりに言っておこう」
真田「……冗談も通じんか」
「「「(真田が冗談!?)」」」
珍しい事にみんなが一斉に真田をみた。
丸井「じゃ早いとこ行こうぜ」
芥川「探検だぁ~」
跡部「おい………ったく」
和恵「うちらも行こうー!!」
向日「早く行こうぜ!」
真田「俺も興味があるな。」
跡部「チッ、俺様は喫茶店に行く。恵利華、行くぞ」
恵利華「わあ!雑誌で見た限定フード食べたい」
奈央「!俺も喫茶て「ジャングルクルーズ!!」こら!和恵!離し………恵利華~ッ!」
柳生「……私達は、どうしましょう」
仁王「(真田に悪戯……面白そうじゃの)」
何も言わずスタスタと歩いていく仁王に、何かを察したのか柳生が着いていった。
真由美「ヘックシュ!」
忍足「…俺らも少し休もか」
真由美「う…うん、真由美も限定のフード食べたい……」
柳「……宍戸がいないぞ」
真由美「あれ?宍戸くんは……」
忍足「大方、ゲーセンかどっかやろ。はよう行かな、跡部に追い付けんくなるで」
柳「…まさか弦一郎までジャングルクルーズに行くとは…意外だった」
真由美「ふふ、そうだね」
ジャングルクルーズを満喫した一同。
真田「あの恐竜め…次会ったら覚えておけ。」
どうやら真田は恐竜にご立腹の様子。
芥川「それにしても真田…恐竜にたるんどる!はないC~!あれは筋肉なんだから!」
奈央「(ちょっと意味が違うような気がするけぇ…)」
向日「真田!柳生が恐竜に謝ってなかったら、お前絶対…恐竜に食べられてたと思うぜ?」
和恵「(恐竜、生きてないからね…)」
心の中でツッコミを入れる奈央と和恵。
しかし口元から笑みが溢れている。
丸井「真田最高だな」
真田「………。」
フルフルと震える真田。
そこへノコノコと宍戸がやってきた。
宍戸「どうしたんだよ、何かあったのか?」
宍戸の言葉に奈央が聞いてよ!と駆け出した。
芥川「真田君ね~恐竜に、老け顔って言われたんだC~ッ」
その言葉に宍戸は首を傾げた。
丸井「いや、老け顔までは言われてねぇって!おじさんって言われたんだぜぃ!」
宍戸「マジかよ…」
顔をひきつらせる宍戸
奈央「いや、違うけん」
宍戸「嘘かよ!?」
騙された!と宍戸が言うと、柳生が宍戸に事の事実を話した。
ジャングルクルーズで恐竜の鳴く声がした時の事。
真田「ほう、恐竜の声がするのか」
向日「当たり前だけど、何言ってるかわかんねぇな!」
仁王「……ようこそ、ジャングルクルーズへ」
「「「え!?」」」
芥川「えー!仁王くん、恐竜語わかるのー!?」
丸井「(んなわけねぇだろぃ)」
仁王「任せんしゃい」
芥川/和恵「「凄ーい!!」」
丸井「なっ!(和恵まで……)」
…と、そこへもう一度恐竜の鳴き声が
芥川「仁王くん!なんて言ったの~!?」
柳生「(仁王くん…)」
奈央「………。」
期待を込める者、呆れる者、様々な瞳で仁王を見つめる。
そして仁王はこう言った
仁王「…そこの帽子、本当に中学生か?」
「「「………
アハハハハハハ!!」」」