12.遠足~エンジョイ注意報
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柳「弦一郎…帽子は…」
真田「………」
丸井「真田面白すぎだろぃ…」
丸井の他にもクスクスと笑い声が聞こえる。
恵利華「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」
ペコリと一礼をして真田の帽子を受け取った。
係員「い…いえ」
和恵「(ほんとウケルし!)……あ、写真できたみたいだよ」
跡部「全員受けとれっ。フッ…良い写真じゃねーか。」
恵利華「…わぁ!凄いね」
その写真には
恵利華の肩を抱き、堂々とピースしているKINGこと跡部景吾。
跡部に支えられながら笑っている、氷帝の姫恵利華。
急流滑りにも関わらず、アクロバティックしているおかっぱの向日岳人。
きっと真田の次に怒られるのは彼だろう。
急流滑りでも相変わらず寝てる芥川慈郎。
よだれが宙を舞っている。
ガムを膨らまし続け、シクヨロポーズで決めている丸井ブン太。
和恵と繋いだ手も綺麗に写真に写っている。
写真だというのに、目を瞑っちゃった氷帝の小悪魔、和恵。
この時ばかりは悪戯できなかったようだ。
皇帝真田弦一郎は、手を精一杯上げて帽子を取ろうとしている。
そしてそんな真田を驚きのあまり、開眼して見ている立海の参謀、柳蓮二が写っていた。
和恵「なんか……素がでてるね。」
真田「なっ…!」
奈央「よっしゃー!ウチ、絶対ピースできたぜ!」
桑原「俺…誰かに隠れたような…」
柳生「き…気にしすぎですよ、桑原くん」
桑原「でもな、せっかくピースしたのに…(あれ?真由美は…?)」
宍戸「…!?真由美…大丈夫か?」
桑原「え…真由美どこに…?」
真由美「……ヘックシュ」
忍足「真由美ちゃん!?……誰かわからへんかったわ」
真由美は滴りすぎた。
奈央「真由美怖いって!データデータ…あわわわわ」
宍戸の裾を掴み怯える奈央
宍戸「お前1人だけカッパきてなかったもんな。激ダサ」
真由美「う……(寒い…)」
ようやく我にかえった真由美。
そっと肩に何かが乗った
忍足「…寒いやろ?これ着とき」
真由美の肩にかかったらレギュラージャージ
真由美「あ…ありがとう」
奈央「あ!写真出来たけぇ!ここは跡部に……」
跡部「あーん、仕方ねぇな。全員受け取れ!」
真由美「わー!見せて見せて~!」
ピース対決の結果、
仁王と柳生は、わけもなく入れ替わり、仁王が柳生の姿でウルトラマ○ビームのポーズをとっている。
忍足は片手で眼鏡を押さえて、カメラ目線で微笑んでいる。
真由美は髪の毛が全部上に上がり、ドラゴンボー○のスーパーサイヤ人みたいになっている。
ピースは片手で弱々しくしているが…髪の毛が目立ってピースに目がいかない。
宍戸は親指をぐっと立てて、余裕の表情を浮かべて笑っている。
奈央は両手を上げてピースしている…が、そのせいでジャッカルの顔が隠れている。
ジャッカルのピースは真由美の髪の毛に隠れ、顔は奈央のピースに隠され、彼の努力はどこへやら…
奈央「なんか…素がでてるよね。」
桑原「………え」
和恵「そっちも?ウケルね~」
真由美「(この写真、部屋に飾ろっと)」
こうしてスプラッシュマウンテンを乗り終えた。