12.遠足~エンジョイ注意報
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真田「何だ跡部、その耳は」
いつもの黒い帽子を被っている真田が、跡部の頭につけられたミッキィの耳を見て不思議そうに話した。
跡部「あーん?郷に入っては郷に従え…だ。なぁ、恵利華」
恵利華「ね!…あ、跡部くん、“耳”が歪んでるよ」
背伸びをして跡部の耳を整える恵利華。
奈央「恵利華ー!お待たせー」
向日「アハハハ!亮!なんだよその耳ーっ」
宍戸「うるせぇ!奈央に無理矢理…」
宍戸の帽子は奈央が被り、宍戸はそれに引き替えステェッチの耳を付けている。
奈央「宍戸、可愛いけぇ!」
宍戸「嬉しくねーよ」
和恵「宍戸、ウケルね!」
タタタと和恵が後ろからやってきた。
恵利華「わぁ!和恵ちゃん、可愛い!ロバの耳!」
恵利華の言葉に顔をひきつらせる和恵
和恵「これ、バンビだから」
良く見ると、可愛い耳にチョウチョが止まっている。
仁王「さあて、どこに行くかのう」
和恵「(わ、仁王、ミッキィの手被ってる。……いいなぁ)」
柳生「地図を広げましょうか。」
向日「広いな!迷子になりそうだぜι」
桑原「あれ?真由美は…?」
和恵「あぁ、あいつは急かしたから、もうすぐ来る…」
真由美「お待たせ!」
そこへまたまたミッキィとミニィの登場である。
向日「ゆ…侑士…」
忍足「なんや?岳人は耳買わんかったんか?」
きょとんとした顔で向日に問いかけた。
真由美「向日くん、似合うと思うな!」
向日「そ…そうか?(侑士…似合ってねぇぞ)」
今日はダブルス組めそうにないなと向日。
桑原「(真由美、可愛い…)」
柳生「急流滑りが近くにありますね。」
跡部「よし!では急流滑りに乗るぞ!」
跡部の一言で、ゾロゾロと急流滑りに向かった。
真由美「乗り場に着いたよぉ!行こう行こう」
忍足「凄いはしゃぎっぷりやなぁお嬢さん」
宍戸「そんなに走ると転ぶぞっ」
奈央「…!アデッ」
なぜか奈央が転んだ。
柳生「大丈夫ですか?奈央さん」
奈央「なんでウチが痩けたんじゃぁ!」
どうやらデータ外だったらしい。
そしてスプラッシュ・マウンテンと書かれた乗り物に並ぶ一同。
真田「随分人が少ないな」
柳「氷帝が貸し切りにした確率99%」
丸井「貸し切りなんてすげーぜ!」
あっという間に乗り物の前に来て、2つに分かれて乗り物に乗る事になった。
恵利華「和恵ちゃん、行こう?」
和恵「えっ。あ……うーん」
様子がおかしい和恵に、みんなが振り返る。
柳「もしかして…怖いのか?」
向日「え!マジかよ」
芥川「大丈夫~?」
和恵「大丈夫だと思う…よ?」
どんどん小さくなって行く和恵
丸井「大丈夫だって!乗っちまえばあっという間だって!」
丸井が和恵の背中を押した
恵利華「大丈夫!大丈夫!」
恵利華が丸井の背中を押し和恵を乗り場へと誘った。
跡部「(恵利華は…平気なのか?)」
真田「跡部、何をしている?行くぞ」
こうして始めに乗る組がそれぞれ席に座った。
奈央「俺、水に濡れるのやだなぁ」
仁王「意外じゃのう、おまんは濡れても行けるくちだと思ってたぜよ」
奈央「確かに、濡れるとテンションが上がるけぇ、髪がね~」
柳生「綺麗な髪ですもんね」
柳生の言葉に、奈央は少し照れた様子で髪の毛に触れた。
忍足「まぁ、水も滴る良い女ともいうけどな」
忍足の言葉に真由美の目が光った。
桑原「俺らも早く乗ろうぜ!」
余程楽しみなのであろう、ジャッカルが少し興奮気味に言った。