11.遠足~バス酔い注意報
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真由美「えっと……真由美が王様…?」
割り箸を持ち、頭を傾ける真由美
「「「(超可愛いッ!)」」」
奈央「じゃ、真由美クジ引いて」
真由美「え…?クジ引くの…?」
どうやら普通の王様ゲームとは少し違うようだ。
真由美「歌を……歌う……?」
引いた紙に書かれた文章を読み上げる。
奈央「カラオケタイムじゃぁぁああ!!!!」
「「「うぉぉおお!!」」」
「(真由美ちゃんの歌が聴ける…!!)」
「(ナイス!奈央!!)」
真由美はマイクを持たされ、唖然状態
奈央「さあ真由美!歌いんちゃい!」
真由美「え……………ここで?」
【A組バス車内】
「では今から恒例の……バスレクを始めたいと思いまぁす!!」
「「「わぁぁぁああ!」」」
恵利華「ねぇ、忍足くん」
和恵「ね!宍戸っ」
恵利華/和恵「「バスレクって何?」」
宍戸「バスレク知らねぇのかよ!?」
忍足「天然記念物やな」
和恵「うっせ!!早く説明してよね~」
こうしてレクレーション係が丁寧に説明をして、バスレクが始まった。
「では、今から言う文章を正確に後ろの人に回して下さい!そして最後に一番後ろの忍足と宍戸に回答して貰います!」
宍戸「げっマジかよ」
忍足「姫さん、頼むで」
恵利華「?」
「では始めます!一番前の木村と佐東は文章を覚えに来てください!」
桜田「だっ…だから…っ」
恵利華「桜田くん、何言ってるかわからないよ」
桜田「〜っ!!(耳の穴小さい)」
忍足「桜田、余計な事考えんなや」
恵利華「早く話してくれないと、忍足くんに伝えられないわ」
桜田「っ、(もう文章なんてとっくに忘れ去ったって!!)」
恵利華「早く」
恵利華がぐっと桜田に近づいた。
途端に飛び退く桜田。
桜田「あなたが好きです!!」
恵利華「わかった!」
思わず出た言葉に、恵利華が返事をすると桜田が倒れた。
忍足「(いやいや、絶対そないな文章ちゃうやろ………ん、待てや次姫さんが俺に………)」
恵利華「忍足くん、耳貸して」
忍足「ひ…姫さん待って…っ、」
恵利華「早くっ」
どんどん近づく恵利華の顔に、忍足は思わず視線を反らした。
一方、和恵側の列は……
「俺が和恵様に伝えるんだ!」
「お・れ・だ!」
回す以前の問題が起きていた。
宍戸「中野も馬場もどっちでもいーだろーが!」
「「良くねぇよッ!!」」
宍戸「激ダサ」
和恵「耳の穴2つあるんだから、2人でさぁ」
宍戸「ゲームになんねぇよ」
和恵「じゃあ!馬場ッ!早く!ほれっ!!」
馬場「し…失礼します!!(ヤベッ…!良い匂いがするっ……それに目……吸い込まれそうな綺麗な青…マジで綺麗な顔……)」
和恵「………。」
ずっと耳を傾けること、早5分……
「右の列!時間切れです。和恵様、最後に宍戸に回してください!」
和恵「げっ…最悪…」
宍戸「はぁ」