11.遠足~バス酔い注意報
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
―お昼休み
【食堂】
真由美「わぁ~!ねぇ、恵利華、みてみて!これ可愛いよぉ!」
デェズニーランドのパンフレットを広げて、嬉しそうに笑う真由美。
「「「(貴女が可愛いです、エンジェル…)」」」
恵利華「どれどれ…?わ!可愛いね!……あ、真由美、私ここに行きたい」
真由美「楽しそう!じゃあこう回って……」
パンフレットに真由美の指が這うと、目を辿る恵利華。
和恵「あんたら、一緒に回るわけじゃないのに!」
真由美「で…でも!」
和恵「仲良いのは部活中だけで充分だし!」
恵利華「あ、そうね……じゃあ和恵ちゃん、私ここに行きたいの!」
和恵「あー!うちもここ行きたい!あとここもここも!!」
恵利華「和恵ちゃん好きそうだもんね!あとは忍足くんと宍戸くんに………」
真由美「真由美も入れてよー!」
奈央「何を騒いどるんじゃ」
和恵「あ、奈央お帰り~!」
みんなのお昼調達に行っていた奈央が戻ってきた。
奈央「あ、恵利華!食堂のシェフが恵利華にコレって!」
すでに4人はこの学校でも、抜きん出た存在になりつつある。
恵利華「わ!ケーキだ!ありがとう。前河さんのケーキ美味しいんだよね。ついつい食べ過ぎちゃう!」
和恵「あ、そういやおやつも買わないといけないよね」
真由美「バナナ!!」
奈央「バナナはおやつに…」
真由美/和恵「「入ります!!」」
真由美「キャー!遠足憧れてたんだー!やっぱりバナナだよね!お菓子とあとは………あ~楽しみだなぁ」
「天ちゃん、随分ハシャイどるな」
真由美「おおしたりくん!」
奈央「(何を照れとるんじゃか。)…忍足も向日もまぁ座りんちゃい」
向日「お前らといるとギャラリーが煩いしな」
跡部「何してやがる」
樺地「………。」
忍足「うわ、もっと賑やかになるわ」
奈央「って!跡部ッ!当然の如く恵利華の横に座るな!!」
『ドカッ』
跡部「てめぇ!何しやがる!」
鳳「皆さん自由ですね」
宍戸「行くぞ、長太郎」
恵利華「あ!宍戸くん昼練習?私も一緒に行く!」
真由美「真由美も!」
日吉「足を引っ張らないで下さいね」
恵利華「……ぴーよっ!」
『ぎゅっ』
日吉「っ、ちょ…やめて下さいよ」
女性特有の柔らかい感触に、日吉は恵利華の腕を払った。
真由美「(テニス、テニス!)」
『タタタタタ……』
恵利華と真由美が去り、少し静かになった食堂。
跡部「…さてと、俺様は生徒会室に行くぜ」
樺地「ウス」
奈央「(何しにきたんじゃ)」
『スタスタスタ……』
向日「和恵、何だよそのメモ」
和恵「え?遠足の持ち物リストだけど?」
芥川「ノート3ページ目だC」
和恵「イラスト付きだからねッ!!」
忍足「…ほんま顔に似合わず……」
和恵「うっせ!忍足!………ん?メール…?」
携帯を開くと仁王の文字が
『今週の金曜日は遠足じゃきに、練習は付き合えんぜよ。』
和恵「わー!立海も遠足の時間一緒だ!」
芥川「えー!!ほんと!?丸井くんも一緒!?」
向日「いや、行き先が一緒とは……あ」
向日の言葉に残念な顔をする芥川。
奈央「でももしかしたら……なんてあるかもしれんし…!」
奈央のフォローに和恵も頷いた。
そしてワクワクする中当日になった。