10.目覚める氷帝・地区予選
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―恵利華side
朝学校に行ったら、ピヨがいた。
日吉「昨日はすみませんでした。」
恵利華「おはよう。うん、気にしてないよ。」
日吉「あの…俺と試合してください。」
恵利華「し…試合?」
日吉「あなたと試合する事で、俺も上にいけるような気がします」
「ミクスドには出れても、夏の大会には出れないじゃないですか」
そうだ……
私は今、“マネージャー”なんだ
恵利華「いいよ。」
氷帝に強くなってほしい。
―真由美side
学校に行ったら机に塞ぎ込んでる向日くんがいた。
どうしたんだろう?
真由美「向日くん?どうしたの?」
向日「なぁ……俺どうしたらいいと思う?」
真剣に考えてるんだ…
真由美「向日くんは、体力とパワーを補いつつ周りの状況把握。あとは、必殺技がネットプレイしかない。それは、ほとんどダブルスしか通じない。」
ちょっと厳しく、今私がわかる事を全部答えてみた。
向日「まずは体力とパワーか…さんきゅ真由美っ!さすがトレーナーの卵だなっ」
真由美「…頑張ってねっ」
受け止めて…強くなる。
すごいよ恵利華っ
みんな…変わってく。
―奈央side
俺が教室に入ったら、いつも寝ている芥川が………起きてた。
てか、ボケーッとしてる感じ
奈央「芥川?」
芥川「みんなすごいC~…」
寝惚けてる?
奈央「何が凄いの?」
芥川「俺……負けてられないC~」
奈央「おーい!!」
芥川「奈央ちゃ~ん…テニス教えて?」
あ、テニスの話ね。
全く闘争心がなかった芥川。
昨日の試合みて、火がついた…?
―和恵side
ミクスド、仁王と組むことになって、うちはそれなりに後衛の練習もしなくちゃいけないわけで……
和恵「ねぇ、忍足」
忍足「……なんや?」
うちは休み時間に本を読んでる忍足の前の席に行った。
和恵「後衛にとって必要なモノってなに?」
忍足「せやな……俺らの場合やったら…岳人がお調子者やから、俺が周りみなあかんなとは思っとる。後先考えへんのも悪いくせやな」
こいつ……意外に言うな
でも視線は本のまま…
忍足「でもその分俺が考えたらええ話やし……パートナーの不足分を補うっちゅーんが大事なんちゃうか?」
和恵「パートナーの不足分を補う…?」
パートナー……仁王の不足分……?
…………………。
知らん!
忍足「…………。」
和恵「ね、ねぇ」
忍足「…………。」
和恵「その本ってそんなに面白いの?」
忍足「どうやろな。人によって面白いと思うポイントはズレとるし……。まぁ俺は面白いと思うけどな」
忍足って……
なんか………だよね
恵利華「あら、和恵ちゃんと忍足くんの組み合わせって珍しい」
あ、忍足が顔上げた…
忍足「姫さん、休み時間も練習か」
恵利華「うん。今日は宍戸くんと練習してたの」
和恵「恵利華と宍戸も珍しい!」
恵利華「そうかな?」
そして恵利華はあっさりと席に着いた。
……うちも戻ろ!
今日は立海行って練習だ
………ん?メール…?
和恵「……げ」
宍戸「…げって女が言う言葉じゃねーだろ」
和恵「うっせ」
…何このメール