09.ダブルスのterritory
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【喫茶店】
喫茶店に入った2人。
「キャー!あのカップル素敵」
「美形カップル」
「あの女の子芸能人かしら…?」
和恵「…はぁ」
仁王「お前さんも大変じゃのう」
和恵「…なんか慣れた。あ、うちねー「お待たせ致しました。バナナジュースのお客様」……はーい!」
仁王「で、どうしたんじゃ?」
和恵「んとね、うち今度の都大会で…「お待たせ致しました!バナナチョコパフェのお客様」はーい!」
仁王「……都大会がなんじゃ」
和恵「あ、で!都大会でミ「ミックスジュースお待たせ致しました」ミックス……じゃなくって!」
店員「申し訳御座いません。ミックスジュースではなかったでしょうか?」
和恵「ミックスじゃなくってミクスドだから!」
店員「ミクスド…?」
仁王「お前さんは下がりんしゃい。あ、ちなみにミックスジュースは俺のぜよ。(邪魔ばかりしよって)」
仁王は店員を睨むと、男は急いで引き返した。
ゴクンとバナナジュースを飲み終えた和恵。
和恵「話が進まん!うち、今度の都大会ミスクド出るんよねー」
仁王「男女ペアのダブルスの試合か……。誰と組むんじゃ?」
和恵「それが……決まってないんよね~。うち、どっちかと言うと前衛の方が得意なんだけど……」
仁王「後衛を探しとるんか?」
和恵「うーん…こだわってはいないけど、合う人じゃないとさ~。てかうち、まだみんなの事知らんしね。どうしよっかな……」
パフェを頬張る和恵。
そして何かを考えている仁王。
仁王「お前さん…俺とペア組むか?」
和恵「え!?仁王と?」
仁王「なんか面白そうじゃからな。……嫌か?」
和恵「い…嫌じゃないけど……仁王他校だし……」
仁王「他校なんて関係ないじゃろ?俺が今日みたいにおまんに会いに来ればいい話ぜよ」
仁王の言葉に、和恵のスプーンの手が止まった。
和恵「えと……じゃあ…お願いします?」
仁王「わかったぜよ。今日来てよかったきに。楽しくなりそうじゃ」
和恵「楽しむ……そうよね~!優勝よりも楽しむのが一番よね!」
仁王「…優勝狙わんのか?」
和恵「したいのは山々なんだけどね~…」
仁王「おまんのとこの部長か?厄介なのは」
和恵「恵利華?いや、恵利華はシングルスだと敵なしだけど……それより真由美がね…」
仁王「真由美…?」
和恵「あいつはダブルス組んだら厄介だ……」
仁王「(厄介…?)」