奈央「木手ぇええ！タレになんかしたじゃろ！？」



ビシッとお箸でさす奈央に、木手の眼鏡がキラリと光った。



木手「フッ……何か証拠があるのですか？」



奈央「しょ…証拠…！？」



木手「人を疑うんです。それなりの根拠がないと」



奈央「うう……！」



和恵「真田と柳沢と真由美」



「「え？」」



和恵「タレにこーれーぐぅす入ってるから！」



真田「な、なんだと！？」



真由美「うぇ！？」



木手「フッ……さすが和恵さんですね」



和恵「どーも！」



奈央「うわぉぉお！！さすが和恵！心の友じゃけぇ！」



真由美「（どうして私に仕掛けたんだろう！？司会なのに！）」



こうして、1人納得がいかないまま、再びバトルは再開された。



樺地「ばぁぁあう！」



田仁志「（モグモグモグ）」


真田「うぉぉお！」


切原「負けないっスよ！」


丸井「まだまだまだ！」






菊丸「だ…ダントツだにゃぁ……って！司会してるの俺だけ！？」



辺りを見渡すと、恵利華と真由美は隔離されるかのように氷帝のメンバーと一緒にいて、奈央は未だに肉を食べ、和恵は手塚にあーんしようとしている。



財前「（あの絵面ヤバイでしょ）」



小坂田「リョーマ様～！あたしもあーんします！」


桜乃「と、朋ちゃん～」



辻本「あー……恵利華さんと写真撮ってもらいたい」



小日向「お、お願いしに行こう！私も……真由美さんと……」



跡部「変な事に使うんじゃねーぞ」



辻本「は、はい！ありがとうございます！」



無事に写真を撮ってもらった辻本。



辻本「（うわぁぁ！恵利華さん顔小さい！跡部さん楽しそう！）」



2人の間に入り、3人で写った携帯を嬉しそうにもっている。



忍足「これでええか？」



小日向「は、はい！ありがとうございます」



小日向は忍足に真由美とツーショットを撮ってもらったようだ。



真由美「こちらこそ、ありがとう！」



小日向「（わぁ、真由美さん色白い……！透明感すごい……）」



忍足「天ちゃん、あの……」



真由美「どうしたの？」



忍足「俺も写真撮ってええか？」



真由美「えっ！？い、一緒に……！？」



忍足「いや、まぁ一緒でも勿論嬉しいんやけどな……天ちゃんだけで」



恵利華「……変態」


忍足「姫さんその顔やめて、心折れる」



跡部「アーン？大方足の方が目当てなんだろ」


忍足「ちょ……インサイト使わんとって。ええやんか。めっちゃタイプやねん」