跡部「どうした？越前」



震えているな

どうしたんだ？



心が氷始めてるんだろ？


心配ないすぐに終わる




粉々になって



氷の中


燃える炎



青白き孤高の



光放つ時




跡部「くらえ！はぁぁああ」



『パァァン』



越前「く！そこだぁぁああ！！」



『パァァン』



跡部「！！」



向日「『氷の世界』が返された！？」



忍足「そういや、姫さんが『手塚ゾーン』使って返してたな」



真由美「うん。『神の境地』じゃなくて『手塚ゾーン』でわざと煽ってたよね。」



和恵「ねー！アンタら夜中に何してたのさ？次の日みんなでお寝んねしてさ～」



宍戸「まさかずっと試合してたんじゃねーだろな？」



忍足「あー」



鳳「どうなの？若」



日吉「俺と忍足さんと真由美先輩は交代で回ってたんだが」



『パァァン』

『パァァン』



奈央「じゃあ『氷の世界』が返される事はわかっとったんじゃな？」



真由美「わかってたよ。でも……」



向日「どうした？真由美」



真由美「まさか1球で返すなんて」



「「！！？」」



跡部「ﾊｧﾊｧﾊｧ……」



『ゲーム青学越前1ー4』



越前「ﾊｧﾊｧ……」



幸村「彼は、恐ろしい程成長が早い」



真田「うむ。危険すぎる存在だ。」



跡部「行くぜ……はぁぁああ！！」



『ギュルルル』



越前「んあっ！！」



向日「『タンホイザーサーブ』を返しやがった！」



和恵「なんか嫌な予感がする」



鳳「え？」



和恵「これで跡部の持ち技全部返された」



向日「っ……恵利華さっきから静かじゃね？」



和恵「恵利華は試合中いつも静かだけど？」



真由美「なんか様子が……」



日吉「え？」