72.ラブコール
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越前「(ゾクッ)」
南次郎「なる程な一番身近な人物は自分ってわけかハハッ!1本とられたな!リョーマ」
竜崎「南次郎……恵利華の事知ってるのかい?」
南次郎「まぁな。」
越前「それが理由になるとは思わないんだけど。だって俺も使えるし」
跡部「(何を話してやがる)」
恵利華「直にわかるよ」
南次郎「(もしかしてもう使いこなせているのか?自分の中に潜むモノ!)」
越前「ふーん。ま、すぐに追い越すけどね。アンタ、試合したくならないの?」
『青学の選手!早くコートに戻りなさい!』
スタスタとコートに戻る越前を、恵利華は笑顔で見送った。
越前「(クソッ)」
和恵「恵利華さ、やっぱ試合出たいだろうね」
真由美「うん」
和恵「真由美」
真由美「私は!」
和恵「もしさ……いや、何でもないや」
真由美「?」
跡部「おい、越前」
越前「何?」
跡部「お前の相手はこの俺だ。恵利華じゃねぇ」
越前「じゃあアンタを倒して猿山の姫さんも倒すよ」
跡部「させるか……よっ!!」
『パァァン』
越前「にゃろう」
向日「また『百錬自得の極み』だ」
和恵「あれ?『無我の境地』じゃね?」
真由美「いや、両方だと思うよ」
『パァァン』
奈央「飛ばしすぎじゃけぇ。越前リョーマ」
恵利華「(試合か……)」
真由美「(恵利華……わかるよ。出たいよね。でも公式戦は……)」
忍足「(真由美ちゃん、また何か考えとるな)」
和恵「(なんとかならないか……こればっかりは)」
『パァァン』
『パァァン』
越前「はぁぁああ!!」
まだ『百錬自得の極み』と『無我の境地』を出し続ける越前。
忍足「がむしゃらやな。」
向日「あぁ。絶対体力持たねー。大丈夫か?アイツ」
奈央「いや、それは跡部の方じゃけぇ」
日吉「どうしてですか?奈央先輩」
奈央「跡部はあの技全部を返しとるじゃろ?リョーマより、体力消費してる筈」
「「!!」」
芥川「気がつかなかったC……跡部より越前の方が体力消耗してるように見えたから」
『パァァン』
越前「!ハァっハァ」
忍足「毎日姫さんと打ってたんや。そない簡単に」
跡部「ハァハァ」
忍足「せやな跡部、一期一会やったな。」
奈央「苦しそう、跡部……」
和恵「観てるだけでしんどいし」
真由美「いや、さっきのダブルスも中々だったよ」
『パァァン』
奈央「『氷の世界』」
跡部「ハァ……てめェの死角は丸見えだ!」
越前「ハァく…っハァ!」