71.同調の先へ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真由美「もー!!全然休めなかったよぉお!!!」
奈央「ドンマイ。」
和恵「うぉっ!!?ジロー!ちょなん…っ」
芥川「無事でよかった」
和恵「(離してくれない!?)」
恵利華「監督、どうしてあの時棄権って……」
榊「……。無駄だろう。奈央と和恵に同調するなと言っても、な。」
恵利華「(わかってるんだ奈央と和恵ちゃんの事。ふふっ♪)」
幸村「奈央」
奈央「え?」
幸村「見直したよ」
奈央「え!?あ、おう!!」
榊「(絆が勝利を生むのは信じてはいなかったのだが……)」
あいつらを見てると
信じたくてきたな。
奈央「監督!手!」
榊「?」
奈央「ハーイタッチ!!」
『パチン』
奈央「えへへ♪」
和恵「うちも~!!」
先程の雰囲気とは裏腹に、無邪気に笑う2人が眩しくて……可愛くて
そういえばダイヤモンドは、苦労して見つけた物だけが手にする事のできる原石
まるで……
奈央「亮!」
和恵「長太郎!」
「「ハーイタッチ」」
お前達みたいだな。
堀尾「う……嘘だろ黄金ペアが負けるなんて」
桃城「…………」
菊丸「不思議だけど……悔しくない」
大石「俺もなんだ……すまない手塚」
手塚「いや……」
乾「普通のダブルスなら勝てただろうな。敗因は恐らく、あの4人」
恵利華「景吾くん」
跡部「あぁ。座ってろ」
乾「このままではマズいな。先程のあの試合で見せた信頼関係。恵利華がベンチに座るとすれば…」
青学、一斉にベンチに座る竜崎先生をみる。
「「………」」
竜崎「!比べるんじゃないよ!(恵利華)」
恵利華「(さっきから視線が痛いなぁ)」
丸井「和恵、平気か?」
和恵「ん(頭いてぇー)」
丸井「意識なくなった時、俺どうすれば良いのかわからなくなってよぃ」
和恵「ごめ、心配かけて」
丸井「つい手伸ばしたら、ジロくんに掴まれちまったんだよぃ」
和恵「え?」
丸井「あいつ、スゲーわ」
和恵「…………」
仁王「無事で良かったな、和恵」
和恵「仁王……。ありがとう」
奈央「亮ー!!」
和恵「(ピクッ)」
宍戸「な、なんだよ」
奈央「明日どこ行こっか?」
宍戸「明日!?……は、宿題あんだろ」
奈央「じゃあ明後日!」
宍戸「おう」
奈央「♪」
跡部「テメーら」
和恵「はっ!!べーさん試合だっけ?」
真由美「ラブラブだねぇ」
宍戸「激ハズだぜ……」
奈央「うっ」
いつの間にか大注目を浴びていた奈央と和恵。
芥川「あー……(和恵ちゃんをあんまり見られたくない、かも)」
和恵「ジロー?なんで隠すの?」
芥川「あは」