71.同調の先へ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
71.同調の先へ
『6ー2青学!マッチポイント!』
恵利華「っ…」
そっと跡部の袖を掴んだ恵利華。
跡部「恵利華、どうした?」
恵利華「なんでもない武者震い、かな」
『パァァン』
真由美「(もう1つのラリーが怖いし、信じてるけど……)」
忍足「真由美ちゃん、これ羽織っとき」
そっと上着をかけられ、恥ずかしそうに下を向く真由美。
涙が止まらない。
真由美「(暖かい……)」
『パァァン』
『タタタタタ』
向日「鳳が前へ!」
日吉「『白い巨塔』か」
大石「………」
『パァァン』
鳳「!」
芥川「抜かれた!?」
日吉「くそっ!」
乾「さすが大石。冷静だな」
越前「決まりだね。」
真由美「ヒック…ヒック……」
忍足の上着を強く握りしめた真由美。
忍足「(真由美ちゃん……)」
奈央「(負ける……!でももう力が!!)」
和恵「(ここまでなんて!)」
宍戸「(くそ!)らぁぁあああ!!!」
『タタタタタ』
奈央「(亮!?)」
宍戸「まだ終わっちゃいねー!!この1球が落ちるまでは!!!」
『パァァン』
『タタタタタ』
向日「!菊丸!!」
柳「流石だな。読んでいたか。宍戸がライジングで返す事を。」
幸村「(ここまでだな。)」
恵利華「け、景吾く…(もう見てられない!奈央と和恵が……)」
向日「意識ねーぞ!?こいつら…!」
「「「!!」」」