70.ダイヤモンドコンビ始動!
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幸村「なぜ、ここまでするのかな?」
和恵「…ハァ…え?……」
幸村「解けばいいだろう?『同調カルテット』を。どうしてそんなに無理をするんだい?」
奈央「ハァ……ハァ…なんも…わかってないけん」
ぐらっと奈央が立ち上がる。
亜久津が、奈央の体を支えた。
幸村「何もわかってない?『同調カルテット』を解けば、青学に圧されることは解ってるよ。でも俺は……どうして君達が彼らの為にここまでするのかが解らないんだ。」
奈央「そ…んなの……っ…」
ジャラっと奈央のブレスレットが揺れた。
恵利華「奈央……」
奈央「この試合が終わったらわかるけぇ、黙ってみときんちゃい!」
仁王「言うのう、おまん」
切原「奈央さんカッケー」
柳生「………」
和恵「あ……(奈央の事おしとやかって思ってたんだっけ?ドンマイ)」
真由美「って!試合まだするの!?」
和恵「諦めるのはもう懲り懲りだし」
うちらはシングルスでは、日々力を付けていくみんなに圧倒されて練習相手にもならなかった。
何も出来なかった
でももうそんな思いはしたくない。
和恵「(奈央だって一緒のはず)」
だから!
榊「…………」
和恵「奈央今度は倒れてもうちが支える。だから……
信じてうちに体を預けて」
ダブルスでは
負けるわけにはいかない。
一緒でしょ?ブン太……立海のみんな!
奈央「ハァハァ……和恵愛してる」
和恵「今のは聞かなかった事にする!!ほら早く」
榊「お前達……」
和恵「監督!ダイヤモンドってねー、原石なんだよ?掘り出す過程が大事って事さぁ~」
汗を拭きながら、呼吸を整える和恵。
そして奈央の手をとった。
奈央「ハァハァ……さぁ光るけぇ」
和恵「うちが見つけ出すから、光は任せた」
『シュー』
奈央「任せろ!太陽舐めんな!」
『シュー』