69.青空の下で
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恵利華「ヒヨ」
日吉「恵利華さん」
俺の顔は今、本当に情けない顔をしているだろう。
恵利華「ヒヨ
1人じゃないんだよ?」
日吉「!」
情けない顔を上げると、照れくさいくらいみんながこっちをみて微笑んでいた。
日吉「っなんですか」
「「なんでもなーい♪」」
真由美「ふふっ」
俺は、どうして手塚さんとあたったのか、理由がわかった。
俺はみんなに育てられている。
次期部長として、
相応しくなる為に
宍戸「わーかしっ!」
日吉「ちょ!やめてくださいよ!」
ワシャワシャと俺の髪をぐちゃぐちゃにすれば、面白がって奈央先輩まで参加してきた。
奈央「可愛いなーピヨりんは!」
日吉「なっ」
奈央「後輩は先輩に甘えとけばいいんだよ!!」
甘え……
宍戸「そうだぜ若!今日で最後なんだからなっ!後は俺達に任せとけって!」
鳳「そうだよ、ひよ若!」
跡部「良くやったな」
日吉「………」
俺はきっと一生 この人達には
頭が上がらない。
真由美「あれ?ピヨ、顔上げなよ!?」
お辞儀をしたまま、顔を上げない日吉に、困惑する一同。
榊「日吉」
日吉「ありがとうございます!」
俺が今、言うべき言葉は
負けてごめんなさいではない。
和恵「やっと気が付いたか!遅すぎぃ~」
日吉「何とでも言ってください」
俺が出来る事をしよう。
先輩達への借りは、これから俺が氷帝を背負う事で返していけばいい。
日吉「(なんだ案外簡単な事だったんだな。)フッ」
「!
笑ったぁあああ!!」」」
日吉「き、気のせいです」
奈央「いーや!ウチのデータ帳の1ページに書き込むぜ!」
日吉「っもう」
氷帝にきてよかった。