67.羽の行方
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『30ー0』
和恵「ほんとに流線みたいだね」
芥川「和恵ちゃん見えるの!?」
和恵「まぁね。でも......軌道まではわからないし、ラケットで返せるかは別だけどー」
向日「普通見えねーってι」
奈央「和恵は同体視力いいからね~」
不二「『流線の道行き』」
『パァァン』
忍足「!」
恵利華「あ......」
『45ー0』
恵利華「(見えた......!)」
真由美「侑士君......(頑張って......!!)」
不二のマッチポイントとなった。
真由美はただ祈り、奈央と和恵は対策を考えていた。
真由美「侑士くん!!」
奈央「真由美......?」
真由美が忍足の手を握った。
忍足「えっ!?真由美ちゃん!?」
向日「真由美」
真由美「侑士くんなら絶対大丈夫!!だからっ、あのその、上手く言えないけど」
忍足「真由美ちゃんありがとうな」
向日「侑士!絶対勝てよ!!」
忍足「岳人っ」
忍足「(岳人堪忍や。ありがとうな!)」
恵利華「侑ちゃん、見えるよ!大丈夫!」
日吉「恵利華さんその目!」
恵利華の目は変色して、眼球が金色になっていた。
恵利華「あぁ、これ?すぐ戻るよ。本質を見抜くには、ちょっと目を凝らさないとね」
和恵「あ、黒と混じってきたねー」
恵利華「うん!ちゃんと元に戻るし!それより」
奈央「頑張れ忍足!!ユーキャンドゥイット!」
和恵「が、頑張れー!」
『パァァン』
不二「!」
『40ー15』
忍足「こういう応援ええな」
真由美「侑士くん」
真由美ちゃん
そない不安な顔すなや
真由美「が頑張ってね!」
わかっとる。
もう
裏切りたくないんや
忍足「はぁぁああ」
『パコーン』
不二「!」
忍足「完璧に、捉えたで。流線の道をな。」
『ゲーム忍足6ー6。12ポインツタイブレーク!!不二トゥサーブ!!』
不二「その球消えるよ?」
『パァァン』
忍足「それは俺には効かへんで、不二ーっ!」
『パァァン』
不二「ハァハァらぁぁああ!!」
忍足「はぁぁああ!!」
『パァァン』
真由美「っ」
恵利華「真由美」
突然真由美の頬を伝う涙。
忍足「(真由美ちゃん)」
あぁもう!!
早く終わらして
真由美ちゃんの涙を拭ってやりたいと思うのに
なんでやろか
からだが
いうこときかんわ
『ドザッ』
真由美「侑士くっ…侑士くん!!!」
向日「侑士ーっ!!」