67.羽の行方
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不二「まさか君がここまでやるとは思わなかったよ。」
忍足「短期間で変わったのは越前だけやないという事やな。」
不二「それは……」
忍足「!」
不二「僕も同じだよ。」
真由美「!」
不二の雰囲気が変わった。
仁王「あぁなった不二は末恐ろしいぜよ」
真田「うむ何か仕掛けてくるな。」
恵利華「…………」
奈央「財前ー!可愛く撮れた?見せんちゃい」
財前「あっ、俺の携帯!」
仁王「ほうどれどれ」
奈央「仁王雅治!返しんちゃい」
仁王「前から思うとったんじゃが、おまん話し方色々混じっとるのう」
奈央「雅治こそ、出身地隠すなんて何かあるじゃろ」
仁王「ほうお前さんいい度胸しとるの」
財前「(この2人オモロイわ。写メを)」
奈央「こら光ちぃ!ウチまだポーズとってないから!」
財前「もう名前呼びっスか……まぁいいっすけど」
恵利華「奈央ちゃん」
奈央「ひぃっ!!!」
『パシャ』
財前「今の顔最高っスわ」
奈央「光!!」
亜久津「おい小僧、さっきから見てたら奈央の写メ撮りやがって」
南「(試合観なよ亜久津……)」
千石「(確かに奈央ちゃんは目立つけどね)」
恵利華「ゴホンッ」
「「!!」」
財前「(咳払いで亜久津さんをも黙らしたこの人何者や!)」
財前はターゲットを恵利華に変え、携帯を向けた。
すると……
跡部「おい、携帯で撮るな」
幸村「しまっとこうね坊や」
財前「…っス。(このお人形みたいな人ガード固すぎるやろ!写メすら撮れんわ)」
向日「なぁ、侑士はどうやって『星花火』を返したんだ?」
恵利華「あれは、落ちてくる場所がわかってないと返せない。」
向日「じゃあ侑士、落ちてくる場所わかってたのかよ!?」
奈央「あるじゃろ?誰かさんの技で落ちてくる場所がわかるやつ」
そう、真由美の『妖精の極み』
向日「真由美の……」
真由美「侑士くん」
忍足「あぁ、わかっとる。」
真由美は竜崎先生の方をみた。
竜崎「不二はこんな所で終わるタマじゃないよ」
強さへの
勝利への執念を持った不二はね。
不二「更なる高みがあるなら僕はそこへ行く」
忍足「相手にとって不足なしやな。」
真由美「竜崎先生」
竜崎「?」
私達だって
負ける気は、ありませんから
竜崎「(小娘!)」
その頃、アップを始めた和恵達は
芥川「ほっほっほっ」
リズム良く走る芥川。
和恵「ジロー、最近走ってばっかだね~」
芥川「うん!和恵ちゃんってあっちでは陸上部と掛け持ちだったんだよね?」
和恵「そーだよ?急にどうしたの?」
すると芥川がニコッと微笑んだ。
芥川「俺も走るの好きだC~♪」
和恵「そりゃぁーよかったさ!」
少し照れながら返事をする和恵。
樺地「ウス」
和恵「お!樺地も気合い入ってるね!」
樺地「負けません」
芥川「俺も」
ドドドドドと走って行く2人をみて、和恵は驚いた。
和恵「2人とも、やっぱり体力ついたよね」
丸井「よう」
和恵「うぉ!?ブン太!」