67.羽の行方
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忍足「青学の天才さんか」
不二「そういう君は、氷帝の天才さん」
跡部「面白い組み合わせだな」
奈央「天才と呼ばれる者同士の対決」
忍足「ほな、始めよか」
不二「そうだね。」
真由美「………」
『ザ ベストオブ1セットマッチ!忍足サービスプレイ!』
忍足「行くで。ハァァア!!」
『パァァン』
不二「ふっ」
『パァァン』
忍足「ハァァア!」
『パァァン』
不二「くっ」
『15ー0』
跡部「忍足……」
恵利華「とばしてるね。」
奈央「メガネは予想外じゃったな~」
恵利華「奈央?」
奈央「!忍足ファイト!」
不二「始めから、飛ばすね」
忍足「譲れんしな。この試合だけは!」
『パァァン』
真由美「侑士くん……」
不二「それは俺も同じだよ!」
『パァァン』
忍足「はぁっ!」
『パァァン』
不二「!」
『ゲーム忍足1ー0』
真由美「やった!」
不二「そろそろいくよ」
忍足「!」
『パァァン』
『パァァン』
『シュルルル……』
カウンターを綺麗に決めた不二。
『ゲーム不二1ー0』
奈央「あれってまさか」
不二「『百腕巨人の門番』」
真由美「(やっぱり攻めてきたね)侑士くん」
忍足「あぁ。心配すなや」
昨日、俺と真由美ちゃんと姫さんと跡部と日吉は、夜に打ち合いしようっていう事なって……
恵利華「真由美、あれ完成したんでしょ?」
忍足「ずっと気になってたんやけどあれってなんや?」
日吉「『回転木馬』ですよね?」
その言葉に、恵利華は首を横に振った。
真由美「どうして気が付くかな」
跡部「なるほどな。『くるりん回し』は前フリに過ぎなかったと言う事か」
日吉「前フリ!?」
恵利華「真由美が負けた相手に黙ってるわけないしね。白葉の天才さん♪」
「「なっ!?」」
真由美「それは言わないでって言ったでしょ!いつもその後にバカと天才はーって言うんだから」
忍足「俺、昨日言われたわ」
恵利華「ふふっ。それより、完成した技侑ちゃんに使ってみれば?」
真由美「あーあ、対恵利華用だったのになぁ」
恵利華「(隅におけないな)」
真由美「じゃあやろうか?侑士くん」
忍足「あぁ。」
『パァァン』
『パァァン』
跡部「真由美が天才ってどういう事だ?」
恵利華「真由美は、私達の学校でそう呼ばれてたの。すぐにわかるわ」
日吉「………」
『パァァン』
『パァァン』
忍足「(いつもの真由美ちゃんと変わらんやん……)はぁっ」
『パァァン』
真由美「♩」
跡部「!」
日吉「あれは」
『パァァン』
忍足「不二の技!」
真由美「『百腕巨人の門番』」
忍足「!」