66.前夜
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跡部「だったら俺様が、真昼に変えてやるよ」
『パチン』
「「!!」」
テニスコートに証明が照らされる。
先程の真っ暗闇なテニスコートとはうって変わって、明るくなった。
跡部「樺地!」
樺地「ウス」
跡部「脳の奥まで刻み込め!明日、氷帝勝つのは氷帝だ!」
『バサッ』
薔薇の花束を空高く投げた跡部。
花びらが宙を舞う。
和恵「綺麗……」
芥川「うん……へへっ」
忍足「勝つんは氷帝や」
真由美「侑士くん、もう武者震い?ふふっ」
鳳「………」
奈央「栄光の焼き肉ロードじゃぁあ!」
宍戸「そっちかよ!」
向日「花びら……もっと飛んでみそ」
日吉「あの……
恵利華さんは?」
向日「跡部と一緒じゃねーのかよ?」
跡部「!おい、恵利華」
跡部が車に向かった。
『ガチャ』
「「!!?」」
忍足「ひ……姫さん、その格好……」
恵利華「えっと、制服濡れちゃって、さっきまでダンス踊ってたから……」
恵利華は着替える服がなかった為、真っ赤なドレスを着ていた。
日吉「(うっわー……)」
忍足「中3でそのドレス着こなすか……」
真由美「………」
和恵「真由美、諦めろって!」
真由美「絶対いつか着こなしてやる!下剋上だぁあ!!」
向日「真由美が壊れたぜ」
跡部「よし、じゃあ恵利華、帰るか?」
奈央「ちょっと待ったぁあ!!」
跡部「アーン?なんだ、奈央」
奈央「なんで恵利華が跡部んちに帰るの!?恵利華はウチの子じゃけん」
恵利華「制服が景吾くんの家にあってね」
奈央「ふーん……ウチも行く!なっピヨっこ!」
ぐるっと日吉をみる奈央。
日吉「当然ですね。あの人、何するかわかりませんしね」
跡部「俺様を獣扱いするんじゃねーよ」
忍足「いやいや、今までの行いみてたらしゃーないわ」
真由美「確かにそのまま帰ってこないなんて事もあり得るし……」
跡部「テニスコートのど真ん中で手繋いでたテメーらに言われたくねぇよ」
「「っ!!」」
忍足「あ、あれはやな……暗かったし……」
奈央「ほう。じゃあ今も暗いけどウチと手繋ぐ?」
宍戸「お、おい!」
和恵「何焦ってんの宍戸」
芥川「じゃあ俺、和恵ちゃんと手繋ぐC~」
和恵「うぇ!!?」