65.夜明けと友と
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大石「え、越前……」
越前「あの、人がいっぱい居るけど
何かやってるんですか?」
忍足「えらいこっちゃ」
跡部「(軽井沢でいったい何が……)」
恵利華「私達としては、どっちが決勝に上がってこようと関係ない……よね。」
奈央「うん!ウチ達は勝者と試合するのみっ!」
和恵「まぁ全力を出し切った相手を叩ききるのが、完全勝利って感じでカッコイイんだけどさ~」
真由美「うん。口を挟む問題じゃないしね」
そしてD2も立海が勝利した。
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試合は進んでいく一方で、記憶が戻る様子のない越前。
もどかしくなった桃城は越前をコートに連れて行った。
それを見守る1年生。
立海の試合で負傷した乾が病院から抜け出し、懸命に記憶を取り戻させようと、ラケットを握りしめる。
感銘を受けた1年も、何かできないかと出来る事を探した。
一方、氷帝はS2の不二VS仁王戦を観戦中である。
奈央「コピーテニス……か」
その後、奈央がウチにも出来るかな?と呟くと、恵利華はやったら面白そうだねと言った。
和恵「あのさ」
跡部「なんだ?」
和恵「越前くんさ、特訓でどこまで伸びたんだろうね」
「「………」」
堀尾「カチロー行けって!」
カチロー「むむむ無理だよ」
桜乃「………」
『タタタタタタ.』
堀尾「おい、竜崎!?」
真由美「ねぇ、恵利華」
恵利華「ん?」
お客さんだよ?と真由美が指し示した。
桜乃「ああのっ!」
恵利華「何か用事?」
桜乃「リョーマ……今テニスを思い出す為に試合をしてて」
奈央「ふーん。そーいう事かぁ~」
恵利華「どういう事?」
首を傾げる恵利華。
するとタタタタと男の子3人も駆け寄ってきた。
向日「うわっ!なんだよ」
堀尾「お願いします!越前と試合してください!!」
向日「恵利華が行く必要ねーじゃん」
恵利華「どうしたらいいかな?私制服……」
桜乃「お願いします!」
跡部「面白いじゃねーか。あいつがどれだけ成長したのかそれに勝ってこそだろ。」
宍戸「だな。誰にも負ける気しねーし、行ってこいよ恵利華!ラケット持ってるんだしよ」
ほら、これ持っていけと向日が恵利華にジャージを渡す。
恵利華「わかった。少し相手してくる」
こうして恵利華は、1年生と共にリョーマの元へ向かった。
和恵「行ってら~!(負けちゃったんだ次は英二と大石ペアVS……)」
真由美「丸井くんの試合だ」
丸井くんー!とテンションが上がる芥川。
和恵「(応援はしてもいいよね?)」
奈央「許す!!」
和恵「ちょっ!『同調』しないで!!」
あー!もー!と髪を乱す和恵だった。