64.夜のテニスコート
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【食堂】
和恵「うわー!肉だ肉!」
真由美「1年生がみんなで焼いてくれたんだよ!」
向日「うまそー!」
日吉「あの恵利華さんは……?」
和恵「そろそろ起こした方がいいんじゃね?」
真由美「う~ん……起きてるのは起きてるんだと思うんだけど……」
日吉「もしかして体調がよくないんですか?」
ちょっと様子を……と言う日吉を全力で止める真由美。
真由美「だ、大丈夫だから!樺地くんっ!恵利華に肉」
樺地「は、はい」
奈央「樺地ならヨシ!」
宍戸「お前、監督のマネ上手いな」
こうして樺地は恵利華の部屋に向かった。
……が、この後肉を落としたと戻ってきて一同を震撼させた。
「「(何があったんだ!)」」
真由美「(まさかまた服……っ!)」
不思議そうに跡部も樺地を見る。
跡部「何かあったか?」
樺地「いえ、何も」
向日「あと3日だな。決勝まで」
奈央「明後日は試合観に行くから、練習できるのはあと2日。寂しいもんよ!」
鳳「宍戸さんとのダブルスもあと3日なんですね」
宍戸「そうだな。俺達、ダブルス組んでまだ全然経ってねぇのによ。なんか寂しいな。」
鳳「だから、でしょうか 」
和恵「何が~?」
鳳「俺達が同調できないのって、青学や和恵さんと奈央さんは何年も前にペアを組んでるし……」
奈央「ウチ、関係ないと思う。」
鳳「え?」
奈央「ウチらが来たのと、亮達がダブルス組んだのって変わらんじゃろ?」
宍戸「確かに、そうだな」
奈央「ウチらって出会って間もないけど、たった半年じゃけど……ウチらの絆、青学に負ける気しない。黄金ペアでさえ」
宍戸「お前……」
鳳「奈央さん……」
恵利華「私もそう思う!」
目を背ける樺地に、何を見たんだと日吉。
恵利華「でも、その話は後。真由美」
真由美「いつまでここにいるの?練習時間始まってるんだけど」
「「!!」」
奈央「(真由美がテニスモードになった!)」
和恵「(わぁ、メンドクサイ)ほら、行くよ!」
鳳「宍戸さん」
急に立ち止まる鳳。
宍戸「なんだよ長太郎」
鳳「信じましょう!自分達の事」
宍戸「長太郎……そうだな!絶対、できる!!」
和恵「うちらの事も信じてい~よ~?」
芥川「和恵ちゃ~ん!俺と試合して~?」
和恵「どうしよっか……」
真由美「芥川くんは私と試合」
遮るように真由美が言う。
芥川「本気でやるC~」
真由美「私も」
恵利華「…………」
奈央「さあ、特訓あるのみ!!」
宍戸「だな。」
恵利華「真由美、私は?」
真由美「恵利華は……侑士くんと試合ね」
恵利華「わかった」