64.夜のテニスコート
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真由美「えっと、今日は昨日よりメニューを落とします!
Aコートは跡部VS甲斐・平古場ペア。
Bコートは向日VS芥川・樺地ペア。でローテーション。
Cコートは宍戸・鳳ペアVS奈央・和恵ペア。
Dコートは忍足VS木手・田仁志ペアと
交代で千石VS亜久津ペアね!」
跡部「わかった。お前ら、行くぞ」
「「「おぉーっ!!」」」
和恵「(凄い気合……)奈央」
奈央「うん。今日辺り『同調』してくれないとヤバいね。時間がないけど……」
和恵「こればっかは……ね~」
宍戸「行くぞ長太郎」
鳳「今日こそ勝ってみせます!」
和恵「負けないしっ」
奈央「話してる時間が勿体無いけん、早く構えんちゃい。」
宍戸「いつでもいいぜ!」
鳳「はい!」
真由美「(ダブルス……確かに時間がない!奈央、和恵、頼むね)」
【恵利華の部屋】
恵利華「ん……あ、さ……?」
広い4人部屋。
他のベッドはもぬけの殻で、カーテンからは眩しいくらいの光が差し込んでいた。
恵利華「あれ?もう10時……?」
思ったより体が動く、と手足をうんと伸ばした。
恵利華「真由美かしら」
鼻歌を歌いながらバスローブを脱ぎ捨てた。
「変わらねぇな」
恵利華「………」
するとガチャっと様子を見に来た真由美が入ってきた。
真由美「わわっ!恵利華、服……っ」
仁王立ちでぼんやりしてる恵利華
恵利華「あ……真由美。私、午後は出るから」
真由美「ええっ!?腕は?」
ニコニコと腕をブンブン回す。
真由美「えっーと、服……っ」
そして真由美は昼ご飯を作るべく、1年生を集めて食堂へと向かって行った。
真由美「(奈央、和恵、頼んだよ)」
宍戸「くそっ!!なんでできねぇんだよ!?」
鳳「………」
奈央「うーん……」
宍戸「青学の大石・菊丸ペアは出来たって言うのによ!」
和恵「さすが大石。再登録して出てくるだけの事はあるね。」
奈央「焦っちゃいけんよ!」
宍戸「でもよ……!」
和恵「(焦ったらダメって言っても……仕方ないか)」
真由美「………みんな―!昼休憩!」
奈央「!よし、いっぱい食べてまた昼練習しよっ?」
宍戸「そう、だな」
和恵「元気だせ、少年!」
鳳「は、はい!ありがとうございます!」
真由美「早く来ないとご飯冷めちゃうよ!」
「「はーい」」
こうして昼休憩の為に食堂へ移動する選手達。