01.we are clover
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放課後、和恵の家にやってきた4人。
奈央「人生ゲームでも綺麗な和恵って……」
どうやら4人はいつもの人生ゲーム大会をする模様。
真由美「ねぇ、真由美の髪の毛さ」
恵利華「リアルすぎだね」
真由美「えぇっ」
お菓子を頬張りながら真顔で言った恵利華に、吹き出す和恵。
奈央「ウチ、絶対負けないぜ!真由美には」
その一言で真由美が奈央の方をバッと振り返った。
和恵「うちも真由美だけには負けたくない」
真由美「どうしてよ!」
まだ始まってもいないのに、敵意剥き出しの2人に、真由美は今日こそ負けるかもしれないと覚悟を決めた。
恵利華「早く始めない?」
時間が勿体無いと恵利華が言うと、すかさずコントローラーで操作する和恵。
こうして人生ゲームが始まった。
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和恵「zzZ」
真由美「zzZ」
恵利華「むにゃ、zzZ」
奈央「ZZzz....」
人生ゲームを終え、4人仲良く眠っている。
真由美「(なんか寒いよ……布団……布団っ……あれ?)」
いくら手であさっても手に布団の感触がない。
それどころか……
真由美「え……砂…?………え……っ」
ガバッと起き上がる真由美。
辺りを見渡すと……
真由美「何これ……どこよここ…!?ちょっと、恵利華起きてよ」
ゆさゆさと恵利華を揺すると、んーっと伸びをして起き上がった。
恵利華「ごきげんよう。あれ、テニスコート…ですね」
真由美「そうですね…って!どうして真由美達テニスコートにいるの!?」
和恵「うっせー真由美!うちが1番になるはずだったのに!」
続いて和恵が起き上がるも、口にしてるのは昨日の人生ゲームのお話。
奈央「あれ?ウチらって…テニスの合宿中だっけ…?」
まだ眠たそうな奈央は、頭が回っていないようだ。
真由美「もし合宿中だったとしても、外で寝るのはおかしいと思うよ……恵利華がラケットを持ってるのは別として」
和恵「抱いて寝てたからねー。……でさ、うちら………囲まれてるのは気のせい?」
真由美「…じゃないね、あははは…」
辺りを見れば制服をきた生徒が取り囲んでいる。
和恵「(奈央、この学校知ってる?)」
奈央「(知るわけないじゃろ!……ん?)」
「「(凄く可愛い)」」
奈央「視線が痛いんじゃけど……って恵利華に触んな」
威嚇している和恵とは違い、無駄に愛想がいい恵利華。
「あっあの……(うっわー……すっげー可愛い)」
恵利華「……?」
真由美「(ふえー……どうしたらいいのぉ…!)」
パニックになる真由美に、和恵が大丈夫だと言った。
そして、1人の男が現れた。
「お前ら、ナンパは後だ」
To be continued...
2008.11.03
書き直し2022.03.26